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●ネットや他のブログなどから仕入れた、四字熟語です。一部重複あるかも知れませんが、ご容赦ください。
●それにしても、いっぱいありますねえ・・・。

<ア行>
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晏子之御(アンシノギョ):他人の権勢によりかかったおごり高ぶること。
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晏御揚揚(アンギョヨウヨウ):他人の権勢によりかかって得意になっていること。
●鴉黙雀静(アモクジャクセイ):ひっそりとして声ひとつないこと。静寂なさま。
●唖然失笑(アゼンシッショウ):あっけにとられて笑ってしまうこと。
●悪婦破家(アクフハカ):悪い妻は、家庭をこわしてしまうということ
●握風捕影(アクフウホエイ):よりどころなく、当てにもならないこと
●悪酔強酒(アクスイキョウシュ):望んでいることと実行することとが相反していること
●哀兵必勝(アイヘイヒッショウ):悲憤に満ちた兵士は決死の覚悟で戦うので必ず勝つということ。
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愛月撤灯(アイゲツテットウ):(灯を消してまで月を愛でることから)物に対する偏愛の程度が激しいこと。
●一日片時(イチジツヘンジ・イチジツヘンシ):わずかな時間。
●一日九遷(イチジツキュウセン):主君の寵愛を受けている様(あっという間に九回も昇進することから。)
●一言九鼎(イチゲンキュウテイ):非常に重みある一言。
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一雁高空(イチガンコウクウ):孤独なる様。よそよそしい事。(群れで飛ぶ雁が一羽で飛んでいることから。)
●一往無前(イチオウムゼン):困難を恐れずに前進する様。
●一栄一枯(イチエイイッコ):草木が繁茂したり枯れたりすること➪世のはかなさにたとえる。
●衣帯一江(イタイイッコウ):非常に親しい関係のこと。
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渭川漁父(
イセンノギョフ):偉大な人物のこと。太公望の故事。類義:
渭浜之器 渭浜漁父
●怡然自楽(イゼンジラク):和やかに喜び楽しむこと。
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頤指気使(イシキシ):あごで指図し、こき使うこと。
●移山造海(イザンゾウカイ):山や海を動かしてしまうほどの気迫や力のこと。
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懿公喜鶴(イコウキカク):つまらない物を可愛がりすぎて身を滅ぼしてしまうこと。
●衣錦栄帰(イキンエイキ):故郷に錦を飾ること
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医鬱排悶(イウツハイモン):憂さをはらして気分を爽快にすること
●意料之外(イリョウノホカ):思いのほか
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意料無限(イリョウムゲン):心の中に思いはかった極みのこと
●雲壤懸隔(ウンジョウケンカク):雲と土のように遠く隔たっていること。
●雲壤月鼈(ウンジョウゲツベツ):両者があまりにも異なっていること。月とスッポン。雲壌の差。
●遠識兼照(エンシキケンショウ):遠きを識って照らす。物事の根本・真理を明らかにすること。
<カ・ガ行>
●改過遷善(カイカセンゼン):過ちを改め善に遷る。類義:「改過自新」「改過作新」「悔過自新」など。
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喬木故家(キョウボクコカ):古くから続いている家には、それを象徴するような大きな樹木があること。
●鬼気森然(キキシンゼン):人を戦慄させるようなただならぬ気配を有している様。「森然」はぞっと身が引き締まるさまをいう。
●共業共果(キョウギョウキョウカ):多くの人が同一の業によって同一の果報を受けること。
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機峰嶮峻(キホウケンシュン):機峰険峻とも書く。相手の心の奥底に直接響くほどに鋭く崇高なさま。
●薫蕕雑処(クンユウザッショ):相容れないものが入り乱れて雑然としているさま。
●桀犬吠尭(ケツケンハイギョウ):自分の主人に忠義なこと。善悪に関わらずに行動すること。
●継体守文(ケイタイシュブン):受け継い内容を大事に守ってうまく継承してゆくこと。
●厳酷苛烈(ゲンコクカレツ):すさまじく厳しいさま。
●謙和恭順(ケンワキョウジュン):慎んだ態度で心から素直に従うこと。
●見処透徹(ケンショトウテツ):自らのあり方がはっきりとしていて濁りなく清らかなさま。
●見地高朗(ケンチコウロウ):見方・考え方がはっきりとして明朗なこと。
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敬樸雋逸(ケイボクシュンイツ):「樸を敬し、雋に逸する」素朴さを敬い、才能にもひときわ優れていること。
●五方雑処(ゴホウザッショ):各地から人々が集まって雑居すること。
●好事多阻(コウジタソ):良いことはとかく阻害され易いということ。
●口蜜腹剣(コウミツフクケン):口先ではうまいことを言いながら、心の中では陰謀を巡らすこと。
●広博易良(コウハクイリョウ):教養広く態度が平易なこと。寛大で鷹揚なさま。「易良」は対人態度が平易で悪意を示さないこと。出典:礼記
●交結搆扇(コウケツコウセン):徒党を組んで扇動すること。交結は交わり結ぶ、即ち、集団の意。搆扇は扇を用いる、つまり煽るということ。
●慷慨義烈(コウガイギレツ):世の惨状を嘆き憤慨し、自らの義と情熱に駆られること。「義烈」は義を守る心の強さ。
●高峻幽深(コウシュンユウシン):高く険しく、静かで奥深いこと。転じて、人格が大きく優れていること。
●告往知来(コクオウチライ):理解が早く聡明であること。往は過去、来は未来の意。孔子「往を告げて来を知る者なり」。 類義:「挙一明三」
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股肱心膂(ココウシンリョ):(書経)輔佐役・重臣:股・肱・心臓・背
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困苦荼毒(コンクトドク):苦しみや痛みのこと。荼毒は非常に苦しめ虐げること。
●互尊独尊(ゴソンドクソン):自らを尊び、お互いを尊ぶこと。
<サ・ザ行>
●深沈厚重(シンチンコウジュウ):どっしりと重みがあり、落ち着いて動じないこと
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徙家忘妻(シカボウサイ):物忘れのひどい人のこと。徙家は家をうつす意。
●周旋奔走(シュウセンホンソウ):間をとりもつために走り回ってうまくいくよう世話をすること。
●四世同堂(シセイドウドウ):四世代が同じ家で暮らすこと。幸福な家庭の象徴。
●摂衆生戒(ショウシュジョウカイ):衆生のために尽して一切の衆生を生かしめること。三聚浄戒のひとつ。(三聚浄戒とは「摂律儀戒」「摂善法戒」「摂衆生戒」の三つ)。
●摂律儀戒(ショウリツギカイ):一切の戒を受持し、身を慎んで修めること。
●澄心体認(ショウシンタイニン):心を澄ませて心・体で感じとること。
●修蔵息遊(シュウゾウソクユウ):自らを修め蔵し、息をするように自然なものとすること。礼記の中で学問のあり方として述べられている。
●心相一如(シンソウイチニョ):内(心)と外(相)は一体で、乖離することなく一であり、根本は何ら違うことはないということ。
●崇高冷厳(スウコウレイゲン):勇壮で気高いさま。
●寂然静虚(セキゼンセイキョ):心が静かでわだかまりがないさま。「じゃくねんせいきょ」とも読む。
●責己自反(セキコジハン):己を責め自らに反る。自らの至らなさを恥じ、自らの心で考える。
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千岐万轍(センキバンテツ):たくさんの枝道にたくさんの轍。 転じて、様々な計策などをめぐらすこと。
●摂善法戒(ショウゼンホウカイ):一切の福善を行うこと。三聚浄戒のひとつ。他の2つは「摂律(ショウリツ)儀戒」「摂衆(ショウジュ)生戒」。
●素行自得(ソコウジトク):「素して行ない、自ら得る。」
●属辞比事(ゾクジヒジ):物事を順序立てて書き連ね、正しく陳述すること。属辞は関係する言葉や文章の意。比事は物事などを連ねる意。
●疎通知遠(ソツウチエン):「疏通知遠」とも。 類義:「温故知新」など。 出典:礼記
<タ・ダ行>
●耐久之朋(タイキュウノトモ):長く心変わりのしない友情・友人。
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大吼一声(ダイコウイッセイ):大声で一発しかりつけること。
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澹然無極(タンゼンムキョク):無為自然で何物にも捉われることがないさま。「澹然」は静かで安らかなさま。荘子。
●同功一体(ドウコウイッタイ):功績も地位も同じであること。置かれている立場が同一であること。出典:史記
<ナ行>
●難透難解(ナントウナンゲ):非常に難しく解きがたいこと。難しく透過しがたい、悟りがたいこと。 仏教用語。
<ハ・バ行>
●帆腹飽満(ハンプクホウマン)
●美事多磨(ビジタマ):すばらしい行いや事柄には困難がつきものであるということ。
●物色比類(ブッショクヒルイ):同じようなものを比較し、目的のものを探し求めること。
●不落不昧(フラクフマイ):(仏教用語)「不昧不落」ともいう。因果という自然の流れと己は一体であること。
●覆水難収(フクスイナンシュウ):「ふくすいおさめがたし」と読む。一度別れた夫婦の仲は元にはもどらないこと。
●偏聴独任(ヘンチョウドクニン):一方に偏っている状態。偏聴は一方の言葉だけを聞くこと。独任は一人だけに任せること。
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鞭笞策進(ベンチサクシン):大いに励むこと。
●本支百世(ホンシヒャクセイ):「本枝百世」とも書く。その一族が長く栄えること。
<マ行>
●無所求行(ムショクギョウ):「求むること無きを行ずる。」何事にもとらわれず、何事をも求めない自由の境地のこと。
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明允篤誠(メイイントクセイ) : 明は聡明、允は信実、篤は深切、誠は誠
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目営心匠(モクエイシンショウ):目ではかり、心の中で考えたくらむ。自分一人で工夫すること。
●目迷五色(モクメイゴシキ):見かけに惑わされて実態がみえないこと。五色とはさまざまな色の意。色彩に目を迷わされる意。
<ヤ行>
●遊生夢死(ユウセイムシ):何もなす事なく、いたずらに一生を終えること。類義:酔生夢死
●有志
竟成(ユウシキョウセイ):「志ある者は事竟に成る」。志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。固い信念を以て事に当れば遂には実現されるということ。
<ラ行>
●爛腸之食(ランチョウノショク):胃腸がただれるような乱暴な食べ方。
●雷同一律(ライドウイチリツ):周りに流されて他人の言動に同調すること。
●落落難合(ラクラクナンゴウ):常人にははかり知れないほど志が大きく、とても他人が容れることのできないこと。
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黎明即起(レイメイソッキ):「黎明(れいめい)即起、醒めて後、
霑恋(てんれん)するなかれ」 (清末の政治家・曽国藩) 「夜が明けたら、すぐ起きよ。安逸に負けて布団の中で まどろんでいてはいけない」という戒め。

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