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●宮城谷昌光さんの「香乱記」からの熟語等の抜萃です。
●末尾に、この本から抜萃した文で「文章題」をつくってみました。ご興味あるかたは、トライしてみてください。
●草原のなかに突然、堆砌(タイセイ)されたような丘がある:堆砌:①(れんがなどを)積み重ねる ②(比喩的に)文章の中にたくさんの不必要な美辞麗句を用いる
●燕娯(エンゴ):くつろいで楽しむ
●鬱怏(ウツオウ):気がふさいで晴れ晴れとしないさま
●「游徙(ユウシ)すれば吉」・・・(巡遊しようとした始皇帝に出た卦)
●黠獪(カッカイ)
●拝稽首(ハイケイシュ)
●黜放(チュッポウ)
●懾伏謾欺(ショウフクマンギ)
●遁竄(トンザン)
●思想に危峻がのぞく
●巷閭の布衣にすぎなかった
●囚繋(シュウケイ)・・・広辞苑にあり・・・
●傅佐(フサ)の臣
●殞殪(インエイ)
●輿望(ヨボウ)をになう
●戦乱を遏絶(アツゼツ)する
●鬱悒(ウツユウ)を晴らす
●悴薄(スイハク)の宴 :悴薄(衰弱单薄) 衰弱;疲萎
●叢祠(ソウシ)・・・広辞苑にあり・・・
●篝火(コウカ)
●権宜(ケンギ)を非難する者はいない・・・広辞苑にあり・・・
●旌旗が天を翳(かげ)らす・・・
●郷導を用いざる者は地の利を得ること能わず・・・広辞苑では「嚮導」・・・
●廝養(シヨウ)の卒・・・広辞苑にあり・・・
●凝滞(ギョウタイ)したような気を裂く・・・広辞苑あり
●(上に)媚付(ビフ)する
●人格を発暢(ハッチョウ)する
●擁衛(ヨウエイ)する
●遏防(アツボウ)する
●淪喪(リンソウ)
●饒多(ジョウタ)のことば
●「捏(デッ)っすれども緇(くろ)まず」
●浮萍(フヘイ)・・・本では「フヒョウ」となってた・・・
●湮没(インボツ)
●連雨(レンウ)・・・連日の降雨。ながあめ、霖雨。
●瘴雲(ショウウン): (「瘴」は南方の伝染病)毒気を含んだ雲悪。 何か不吉な予感のする雲
●辺陬(ヘンスウ)・・・本では「ヘンシュウ」となってた・・・
●鎮綏(チンスイ):しずめ安んじること。
●昆弟(コンテイ)・・・広辞苑にあり・・・
●俳倡(ハイショウ)・・・広辞苑にあり・・・
●意料(イリョウ)の目をむける 意料:思い緒。予測。予想。 関連検索:意料の外、意料無限:心の中に思いはかった極みのこと。
●陵侮・凌侮(リョウブ):あなどりはずかしめること・・・広辞苑にあり・・・
●その兵略は黷武(トクブ)そのもの・・・黷武:武力を乱用すること。道理に外れた戦争をして徳武を汚すこと。「武を黷(けが・よご)す」
●警柝(ケイタク):注意をうながすために打つ拍子木。「
●躋攀(セイハン)
●童蒙、寧日、詐騙、謬戻、
●なんら丕烈(ヒレツ)を樹てていない: 大いなる勲
●饒沃(ジョウヨク)
●愚佻(グチョウ):無知軽薄なこと
●方正(ホウセイ)を求める・・・広辞苑にあり・・・
●衒耀(ゲンヨウ)のような悪癖はなく・・・広辞苑にあり・・・(ほまれを得ようとして自分の才学をみせびらかすこと)
●便地に拠って壁をつくる・・・便地:便利な土地
●忌嫌(キケン):忌み嫌う
●郷曲(キョウキョク)には父母妻子がいる・・・広辞苑にあり・・・むらざと、郷邑
●恵渥(ケイアク)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<文章題>
●「田横(デンオウ)は目を赤くして、帰省して復命した高陵君にホウシ(褒 詞)をあびせた。コウゼツ(口 舌)をもって項梁を引き出したというより、高陵君という人格がもつフウイン(風 韻)が項梁の心を打ったのであろう。田横はじかに高陵君の説述のしかたをみていたわけではないが、いまここにおける外交のむずかしさときわどさはわかっており、項梁をセップク(説 伏)するまでのキビ(機 微)を洞察して感動した。」
●「始皇帝の時代でも李斯(リシ)はつねにハンプク(帆 腹)飽満というわけではなく、風が落ちたり逆風になったときがあった。そのつど、苦境をベンチ(弁 知)で脱した。かれは荀子(ジュンシ)というセキジュ(碩 儒)のシショウ(師 承)を保ちながらも、その才覚は、黒を白といいくるめるジュウオウカ(縦横家)のものであった。」
●「項梁というゾクカイ(賊 魁)をヘイシ(斃 死)させなければ、この未曾有の大叛乱をチンスイ(鎮 綏)するめどがたたない。・・・北にいてヒソ( 密 )かに兵を養っている章邯(ショウカン)にとって、迅速に長躯して項梁にテイチ(偵 知)されないこと・・・などの難題が横たわっており・・・」
●「かれらは項羽不在の西楚王国の首都を急襲し、そこを占領して、王国の国力をタンケツ(殫 竭)して、おどろいて帰還する楚軍をカンテン(戡 殄)して、項羽も殺し、陳勝と呉広の挙兵からはじまった戦乱を畢わらせるつもりであった・・・この運命の要衝にあって、劉邦はソソ(麁 疎)を露呈した・・・」
●「既成の秩序と建造物を破壊したのは項羽であるが、人の精神の風土にいぜんとしてショウリツ(聳 立)している尊貴なケツイン(血 胤)へのソンスウ(尊 崇)とか人の自由のキハン(羈 絆)となった儒教の礼をトウテキ(投 擲)しようとしたのは劉邦であろう・・・」
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●宮城谷昌光さんの「香乱記」からの熟語等の抜萃です。
●末尾に、この本から抜萃した文で「文章題」をつくってみました。ご興味あるかたは、トライしてみてください。
●草原のなかに突然、堆砌(タイセイ)されたような丘がある:堆砌:①(れんがなどを)積み重ねる ②(比喩的に)文章の中にたくさんの不必要な美辞麗句を用いる
●燕娯(エンゴ):くつろいで楽しむ
●鬱怏(ウツオウ):気がふさいで晴れ晴れとしないさま
●「游徙(ユウシ)すれば吉」・・・(巡遊しようとした始皇帝に出た卦)
●黠獪(カッカイ)
●拝稽首(ハイケイシュ)
●黜放(チュッポウ)
●懾伏謾欺(ショウフクマンギ)
●遁竄(トンザン)
●思想に危峻がのぞく
●巷閭の布衣にすぎなかった
●囚繋(シュウケイ)・・・広辞苑にあり・・・
●傅佐(フサ)の臣
●殞殪(インエイ)
●輿望(ヨボウ)をになう
●戦乱を遏絶(アツゼツ)する
●鬱悒(ウツユウ)を晴らす
●悴薄(スイハク)の宴 :悴薄(衰弱单薄) 衰弱;疲萎
●叢祠(ソウシ)・・・広辞苑にあり・・・
●篝火(コウカ)
●権宜(ケンギ)を非難する者はいない・・・広辞苑にあり・・・
●旌旗が天を翳(かげ)らす・・・
●郷導を用いざる者は地の利を得ること能わず・・・広辞苑では「嚮導」・・・
●廝養(シヨウ)の卒・・・広辞苑にあり・・・
●凝滞(ギョウタイ)したような気を裂く・・・広辞苑あり
●(上に)媚付(ビフ)する
●人格を発暢(ハッチョウ)する
●擁衛(ヨウエイ)する
●遏防(アツボウ)する
●淪喪(リンソウ)
●饒多(ジョウタ)のことば
●「捏(デッ)っすれども緇(くろ)まず」
●浮萍(フヘイ)・・・本では「フヒョウ」となってた・・・
●湮没(インボツ)
●連雨(レンウ)・・・連日の降雨。ながあめ、霖雨。
●瘴雲(ショウウン): (「瘴」は南方の伝染病)毒気を含んだ雲悪。 何か不吉な予感のする雲
●辺陬(ヘンスウ)・・・本では「ヘンシュウ」となってた・・・
●鎮綏(チンスイ):しずめ安んじること。
●昆弟(コンテイ)・・・広辞苑にあり・・・
●俳倡(ハイショウ)・・・広辞苑にあり・・・
●意料(イリョウ)の目をむける 意料:思い緒。予測。予想。 関連検索:意料の外、意料無限:心の中に思いはかった極みのこと。
●陵侮・凌侮(リョウブ):あなどりはずかしめること・・・広辞苑にあり・・・
●その兵略は黷武(トクブ)そのもの・・・黷武:武力を乱用すること。道理に外れた戦争をして徳武を汚すこと。「武を黷(けが・よご)す」
●警柝(ケイタク):注意をうながすために打つ拍子木。「
●躋攀(セイハン)
●童蒙、寧日、詐騙、謬戻、
●なんら丕烈(ヒレツ)を樹てていない: 大いなる勲
●饒沃(ジョウヨク)
●愚佻(グチョウ):無知軽薄なこと
●方正(ホウセイ)を求める・・・広辞苑にあり・・・
●衒耀(ゲンヨウ)のような悪癖はなく・・・広辞苑にあり・・・(ほまれを得ようとして自分の才学をみせびらかすこと)
●便地に拠って壁をつくる・・・便地:便利な土地
●忌嫌(キケン):忌み嫌う
●郷曲(キョウキョク)には父母妻子がいる・・・広辞苑にあり・・・むらざと、郷邑
●恵渥(ケイアク)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<文章題>
●「田横(デンオウ)は目を赤くして、帰省して復命した高陵君にホウシ(褒 詞)をあびせた。コウゼツ(口 舌)をもって項梁を引き出したというより、高陵君という人格がもつフウイン(風 韻)が項梁の心を打ったのであろう。田横はじかに高陵君の説述のしかたをみていたわけではないが、いまここにおける外交のむずかしさときわどさはわかっており、項梁をセップク(説 伏)するまでのキビ(機 微)を洞察して感動した。」
●「始皇帝の時代でも李斯(リシ)はつねにハンプク(帆 腹)飽満というわけではなく、風が落ちたり逆風になったときがあった。そのつど、苦境をベンチ(弁 知)で脱した。かれは荀子(ジュンシ)というセキジュ(碩 儒)のシショウ(師 承)を保ちながらも、その才覚は、黒を白といいくるめるジュウオウカ(縦横家)のものであった。」
●「項梁というゾクカイ(賊 魁)をヘイシ(斃 死)させなければ、この未曾有の大叛乱をチンスイ(鎮 綏)するめどがたたない。・・・北にいてヒソ( 密 )かに兵を養っている章邯(ショウカン)にとって、迅速に長躯して項梁にテイチ(偵 知)されないこと・・・などの難題が横たわっており・・・」
●「かれらは項羽不在の西楚王国の首都を急襲し、そこを占領して、王国の国力をタンケツ(殫 竭)して、おどろいて帰還する楚軍をカンテン(戡 殄)して、項羽も殺し、陳勝と呉広の挙兵からはじまった戦乱を畢わらせるつもりであった・・・この運命の要衝にあって、劉邦はソソ(麁 疎)を露呈した・・・」
●「既成の秩序と建造物を破壊したのは項羽であるが、人の精神の風土にいぜんとしてショウリツ(聳 立)している尊貴なケツイン(血 胤)へのソンスウ(尊 崇)とか人の自由のキハン(羈 絆)となった儒教の礼をトウテキ(投 擲)しようとしたのは劉邦であろう・・・」
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