ようこそ
血液検査の後に向かったのは、心臓超音波の検査であった。これも過去には何度も受けていた検査なので、慣れたものである。
引き続き、肺機能の検査を受けたが、担当の技師の方も良く覚えていてくれて、懐かしそうに話してくれた。この検査は、肺活量を測る検査であるが、これが結構しんどいのである。力いっぱい息を吸い込んで、これ以上に吸い込めない状態で、一気に吐き出すのであるが、タイミングが少しずれるだけで、大きくデーターは変化する。「伊藤さんの手術前のデーターは、人より肺活量が大きいですね」と言われたが、当然今は人より肺活量は小さくなっているが、前回のデーターと比べても見劣りしない。
一応の検査は一通り終わり、後は主治医の診断を聞くだけである。この時すでに15時になっていた。当日の朝から絶食をしていたので、遅くなったが昼食を取る事にした。妻も私を気遣い朝から何も口にしていないので、お腹が空いているはずである。早速、病院内のレストランで昼食を摂った。
その後、急いで主治医の待つ呼吸器外科の診療室に向かった。予定されていた15時40分には到着し、順番を待つ事約1時間。ついに私の入室案内の番号が掲示板に示された。
少しドキドキしながら診察結果を聞く事となった。やはり、術後の一年と言う節目は、経過を見る上では最初の関門である。最近の自分自身の体調から、ある程度は自信はあったが、身体の中の事。やはり少しの不安が有った。
改めて、あの大手術から一年が経ったかと思うと、なんだか懐かしく、長かったような短かったような心境だ。おそらく妻も同じ思いでいてくれているに違いない。
また、会いましょう
では又ね
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