人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

定期健診を受診

2018年07月17日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

今日は、豊岡病院で「悪性胸膜中皮腫」の3か月検診を受診した。私は、この病では豊岡病院の呼吸器内科と兵庫医科大学病院の呼吸器外科の二つの病院でお世話になっている。

最初に豊岡病院の心臓血管外科医による生体手術により、呼吸器内科医の診断結果で「悪性胸膜中皮腫」と告知された。平成28年当時では、まだ過去に豊岡病院での手術による治療実績は無いと言う事で、この病の日本一の治療実績を誇る西宮にある兵庫医科大学病院の呼吸器外科を紹介され、手術治療を受けた経緯がある。

手術は兵庫医大で受けたが、この病に関する抗がん剤治療は、兵庫医大の情報を元に豊岡病院で受けている。従って、病に関する情報や経過は、両病院で管理されているが、主は兵庫医大である。

このガンは現在でも非常に珍しく、一時はアスベストで有名になったが、極めて生存率の低い難病である。

私が、この病の疑いを持たれたのが、平成27年10月で生体検査の為の手術を受けたのが、翌年の平成28年6月、病名の確定が翌月の7月であり、手術が11月、取り残したガン腫瘍の為の抗がん剤治療が、その翌年の平成29年4月まで続いた。

振り返ってみると、この病の疑いから最後の抗がん剤治療まで、18か月を要している。その位に発見も難しく、手術も二度にわたり合計15時間を要している。それでも完全に取り切れている訳では無く、一部を体内に現在も残している。その位に厄介な難病である。

そんな経過で、現在も両方の病院で三か月検診を受けて、経過観察を行っているわけだが、本日は血液検査と尿検査、胸のレントゲン検査を受けたが、結果は異状なしと言う事で安堵している。

聞くと、ガンの場合は、生存3年までは三か月検診を行い、その後は半年検診になると言う。すでに1年半が経過しているので、3年生存の半分が過ぎた事になる。当面の目標は残り1年半の3年である。

最初のガン告知である膀胱がんや前立腺がんは、3年が既に経過しているので、現在は半年検診に変更されている。こちらは、残り22か月で生存5年が経過し、一応は完治とされるようである。

いずれにせよ、残り3年半で三か所の全てのガンが、一応完治と言う事になるので、何としてでも現状を維持して、目標を達成したいと強く念じている。それは、私が66歳と半年目に訪れる。自分では、どうする努力も出来ないので、天命を待つしかないのだが、定期検査の良い結果報告は、何よりの励みであり、良薬である。

今でも生きている事を不思議に思う事さえある。今日は、検査結果を聞きつけた兄が、会社に激励に来てくれたが、当時を振り返り「先に弟を亡くしてしまう」と思ったと回想している。誰一人として、口には出さなかったが、おそらく多くの人が、そう思ったに違いない。

しかし、奇跡は起きた。私は今でも、根性や気力で病が良くなったり、悪くなったりする事は無いと思っている。ただし、生きたいの強く思う程に「うつ病」にはなりやすく、欲を持たないほうが「うつ病」にはなりにくい事を体験した。「うつ病」からの脱出は欲を捨てたからだと今でも思っている。

自分の性格や能力以上の欲を持つと、神経が根を上げるのではないかと思う。努力や頑張りも、ほどほどが良いのかもしれない。

日増しに熱くなってきました。皆さん体調管理には十分に気を付けましょう。

最初のガン告知から3年半、今日も私は元気いっぱいに生き延びています。

では又ね

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