人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

兵庫医科大学病院の結果

2017年11月26日 | 日々闘病日記

ようこそ

私の診察の順番が来て、妻と二人で恐る恐る診察室に入った。3カ月ぶりに見る主治医の先生だが、何時もの様ににこやかに、穏やかに迎え入れてくれた。

昨年の11月の手術前のペットCTと今日のペットCTの画像を並べて、分かりやすい結果の説明が始まった。私たちは、食い入るように画像を見た。

ペットCTは、ガン専用のCTで、ガンの部位だけが、ピカピカと光る映像となっている。右側に前回、左側に今回の画像を並べて、「このように、以前は肺の胸膜に光が沢山見えます。特に大きい光は、右鎖骨のあたりのガン腫瘍です。今回は、一部取り残したガン腫瘍以外に腫瘍は認められません」との事。「ヤッター大丈夫だった。嬉しい」今回は、全身のペットCTを受けたが「他の臓器にも転移や再発は認められません」

これほど嬉しい事はない。妻と二人で喜びを分かち合った瞬間だ。悪性胸膜中皮腫の宣告された時に、一時は生きる事を諦めた時もあったが、今では嘘のように元気に日々を送っている。

「3箇所もガンになって、転移や再発も無く、数少ない症例です。それと回復力が旺盛でビックリしています」との事であった。

何はともあれ、取り残したガン腫瘍にも変化はなく、無事に一年の生存に合格した。本当にありがたく嬉しい。「肺活量も少しですが、前回より回復していますが、血糖値が少し高いように思います」と説明が有った。

「人生晴れたり、くもったり」でも書いたが、日本の名医と言われる主治医の先生は、専門用語を使わず、穏やかに笑顔で説明してくれるので、私達にも本当に分かりやすい。医療技術もさる事ながら、こうしたソフト面でも患者に寄り添うように説明してくれる。本当に名医だ。次回の検査は3か月後の来年2月と決まった。「雪は大丈夫ですか?」と聞かれて、診療時間を遅めに取っていただく配慮もしていただいた。

精算を済ませ駐車場に向かう道中に、私が入院していた病室の窓から、新しい兵庫医科大学の建設が始まっていて、大きなクレーンが何台も屋上で作業しているのを眺めていたが、すっかり完成し立派な大きな大学が完成しているのに気付いた。「懐かしいなぁ」 また、会いましょう

では又ね

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