人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

お悔やみがありました。

2022年04月13日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

私は既に両親を亡くしているが、この度 弊社の店長の実父様がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。

先月より体調を崩されて、入院をされていてお見舞いをさせていただいていたのだが、9日の午後より店長の申し出により、容体が変わった様で休みになった。「ひょっとしたら」とは思っていたが、翌日の朝に連絡が入り、午前3時に亡くなった。と報告を受けた。我が社の店長は女性である為に隣町に嫁いでいるので、苗字は違うが過去に何度かお会いしたが、それも数年前の話。最近は、公休日の度に実家通いをしているとの事で、年齢も90歳を超えていらっしゃったので、ご高齢ではあったのだが、いくつになっても親の他界は悲しいものだ。

11日が通夜と聞いて、早速に通夜式に参列させてもらった。本当に悲しそうな顔で状況を説明してくれた。コロナの関係で、家族葬で執り行われる事も聞いた。

最近は、少し痴呆も入っていたらしく、同居する母親やお兄さん夫婦がお世話をされていたようだ。長い間お疲れさまでした。何時の時代でも、寝た切りが長く続くと家族のお世話も大変である。お母さまとは少し歳の差があるようで、昼夜を問わずにお世話をなさっていたようだ。

私は新所帯の為に兄夫婦に親の世話から、現在では墓地の管理、仏壇の管理とお世話になっていて、感謝している。

そんな思いもあり、葬儀で面会した時には、お母さまとお嫁さんに労いの言葉を掛けた。仕事の関係もあり、通夜は私が、葬儀は社長の長男がお参りさせてもらったが、家族葬と言う事もあり長居は出来なかったので、予定外ではあったが葬儀の当日も式後のお別れには間に合いそうだったので、お見送りをさせてもらった。

会葬御礼のハガキには、享年92歳ときさいしてあり、一般的には長生きをされていたようだ。

私も十数年前より、妻の実母を引き取り同居しているのだが、既に90歳と高齢であるが、新聞も隅から隅まで読み、字を書くことも好きで、毎年 年賀状は手書きで書くほどである。痴呆も無ければ、体も元気で人の手は要らないほどであるが、月に一度は掛りつけ医に妻が送迎をし、スーパーや量販店に寄る事がひと時の楽しみとなっている。

しかし、流石に年々体が弱っている事は動きを見ると直ぐに分かるようになった。私に遠慮があるのか、私が居る時は元気そうに装っているが、足元がよぼついているのがよく分かる。

妻の実家は、義母が最後の人となる。無くなれば途絶えてしまうので、孫の代まで墓地の世話をさせるわけにはいかないと思い、一昨年には墓地の後始末と永代供養を菩提寺にお願いをした。少し遠慮もあったが義母の勧めもあり、これも時代と割り切る事にした。

店長である彼女は、初めての体験であるが、母親は健在なので今後はお父様の分も親孝行をしてあげてほしいと思っている。

皆さまお疲れさまでした。残されたご遺族が早々に立ち直られる事を願っています。

それでは皆様、どうぞお大事に

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一か月ぶりでご無沙汰しています

2022年04月07日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

一か月ぶりに投函します。

死んでいた訳ではありませんが、少し仕事が忙しくて、ブログがおろそかになっていました。

3月は、ガンの定期検査が重なりました。豊岡病院の泌尿器科で1年ぶりの膀胱がんと前立腺がんの検査を行ったが、異常なしとの事で、次回も一年後の検査となった。ヤレヤレである。

これらのガンは手術から6年が経過して、本来なら今後の検査は終了となるようだが、私はあえて1年後の検査もお願いして、継続検査の予約を入れてもらった。自己満足と安心の為である。

その2日後、今度は兵庫医科大の呼吸器外科の3か月振りの定期検査だ。これも難なくクリアして、転移も再発も認められないとの事で、次回は3か月後となった。こちらの中脾腫も既に5年が経過しているが、先生の勧めで現在も3か月に1度の定期検査を継続している。

そんな訳で、これらの治療から5年、6年と順調に経過し、奇跡的にも元気に普段通りの生活を送っている。

何がこうなったのか振り返ると、膀胱がんと前立腺がんは発見が早期とは言えなかったために大きな手術となったが、転移しそうな臓器を全て取り除いた事が幸いしたと思っている。膀胱や前立腺は当然の事、尿道、精嚢など転移しそうな臓器は全て切除してもらった。大きな後遺症は残ったが、再発や転移には有効な判断だと思っている。

一方の中脾腫は、発見が早期であったために最新の方法で手術を行った為に、肺も温存され健常者並みとまでは言えないが、普段の生活には大きな支障はない。但し、肋骨や肋間神経を切除しているために、後遺症は残っている。

今では、ガンの心配は普段は忘れているくらいに回復している。最近では知人に会っても、心配されることも無くなってきた。

担当していただいた、医療関係者の皆様によって、今も変わりなく元気に生活している。ありがたい事である

正に私も「鉄人」の部類に分類されても良いくらいだ。

私の自慢話はさておき、今も多くのガン患者や新規のガンの告知が続いている。これまで、ガンの体験をお話ししてきましたが、あくまで私の体験談で間違いも沢山あると思いますので、体調に変化があれば早期に専門医への受診をお勧めします。私の体験から専門医の先生は、何とか命を救おうと一生懸命で使命感を以て治療を行っていたと思った。

遠慮せずに専門医を受診して、何もなくても恥じる事はない。ラッキーと思えばよい。私はそう思っている。

これだけ手術や治療を受けると、怖いものが無くなってしまう。昨年末のヘルニアの手術も切り傷程度に思えて、主治医の先生もビックリ過去のカルテを見て、納得されていたようだが・・・・

そんな訳で、今はガンより後遺症の方が生活苦である。これ以上に贅沢は言えないが、ストーマの不快さや交換の面倒くささ、右半身の痺れ、などなど・・・

しかし、多くの患者さんが闘病されている中で、私は幸せ者だと思っている。最近は慣れて、感謝を忘れかけているかも知れないと自問している。反省しなくては

それでは皆様、どうぞお大事に

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