人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

広島カープ優勝

2018年09月27日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨日は、プロ野球の広島カープが優勝した。地元では、阪神タイガースを筆頭に巨人ファンが多く、肩身の狭い思いをしていたが、これで3連覇と言う偉業をやってのけた。

私がカープファンになったのは、些細な理由からだ。大学時代にまで溯るが、JRの新大阪でカープ軍団と出会った事がきっかけで、カープファンになった。当時は、山本浩二や衣笠幸男が絶頂期であったと記憶している。

そんな事で、昨夜は大学の一級後輩の広島市東区に住む友人に連絡を入れた。すでに、どんちゃん騒ぎの様子が、手に取るように伺える。大賑わいである。彼は、広島出身の広島育ちで、根っからの広島人である。彼もまた、当時の大学時代には、広島弁丸出しの素直で少しやんちゃな男であった。「そうじゃけ」「ゆうとるけ」など、映画「仁義なき戦い」を彷彿させる広島弁の達人だ。

すでにCSのチケットも入手したと言っていた。広島カープは、広島県人にとっては、宝物でありシンボルだ。阪神ファンに劣らない熱狂的なファンがいる。一昔前は、弱小球団で何時Bクラスで、見向きもされず、私も広島ファンである事に肩身の狭い思いをしてきたが、今では最強のカープ軍団にのし上がった。

彼もまた、熱狂のファンであるが、今日も祝賀会が予定されていると聞いた。おそらく二日酔いであろう。会社の社長をしているので、仕事に差し支えは無いと思うが、本当におめでとう

一方の大相撲では、貴乃花親方の言動に注目が集まっている。どちらの言い分が正しいのかは分からないが、厳しい人生の選択をしたものだ。彼自信を知る由もないが、親子や兄弟の断絶などを見聞きすると、彼の性格の問題も少しは有るのかなぁ?とさえ思える。一途と言えば聞こえは良いが、大勢の人を指導しなくてはならない立場で、ただの頑固者では少し厄介と言えなくもない。

平成の大横綱と言われ、若貴兄弟として一時代のブームを巻き起こした自負もあるのだろうが、協会の役員としての顔も持ち合わせているので、ある程度は「郷に入れば、郷に従え」と言う様に、人それぞれに正義感があり価値観も違う。多くの人が、自分は正しいと思い行動しているが、そうは思わない人もいて普通である。だから、選挙が有り多数決があり、決定権者の責任者が存在するのである。

お互いが納得のいく形で、決着が着くのが一番であるが、見守るしかないだろう。

台風が近づいて来て、明日、明後日のスポーツ競技の弁当が、800食ほどキャンセルになった私にとっては、こちらの方が一大事である。

最近は、全国で大きな災害被害が発生している。みなさん気を付けましょう

では又ね

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すっかり秋らしくなりました

2018年09月23日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

今日は、私の自宅のある城崎で年に一度の町民運動会が有ったが、私は仕事の都合で参加する事が出来なかった。毎日の生活が、会社のある豊岡に出勤するので、ほとんど城崎の町中を通る事が無くなり、中々知人に会う事が、こんな機会しか無いので残念だった。昨年は参加したのだが、会う人合う人に病状を聞かれ、同じ事の繰り返しを話していた事を思い出す。

さて、私の好きな大相撲も今日が千秋楽です。すでに優勝を決めていた横綱 白鵬関が今日も横綱対決を勝ち抜き、全勝優勝を飾ったが、本当に強いです。最強だ。注目の横綱 稀勢の里関は負けて10勝止まりとなったが、当初の目標は達成した事は幸いであったが、今場所の勝ち方では来場所も案じられる。何とか踏ん張ってほしいのですが・・・・・私の好きな勢関は最悪の場所。来場所は大きく番付を落とす事になるでしょうが、これまた頑張ってほしいものです。

ふと外を見ると、すっかり日が暮れて真っ暗になっていた。秋本番と言ったところでしょうか。何度も入退院を経験したが、病院内の秋の夜長は寂しく辛い。病院の職員が少なくなり不安から来る寂しさだと思うが、先々の病の不安もあり、ナースコールだけが頼りの秋の夜長だ。

入院は、普段の生活とは掛け離れた時間の流れである。体調が回復してくると自由に立ち歩く事は出来るが、本当に時間がゆっくりとしか流れない。退院日の予告を聞くとなおさら一日が長く感じられるから不思議だ。病院の入院でも不自由で、拘束されている感じがあるが、無期懲役の独居房での生活はどんな感じなのだろうか極悪犯と比較するのは失敬であるが・・・・・

とにかく病院での夜長は辛く寂しい。もう、こりごりである。体調さえよければ、思っているほどの不便は実際には無いが、時間の流れだけは本当に穏やかにゆっくりとしか流れない。世間の時間の流れの半分スピードである。

三連休も明日で終わり、日常の仕事が待ち受けている。私の会社は、土日祝祭日も営業はしているが、メインの事業所給食が休みになるので、出勤する社員も半分になるので、明日は、私が変わって京都府の峰山に配達に出かける予定だ。昼食も現地で取るので帰るのは15時くらいになる。昼食は給食弁当を一つ余分に積み込み、適当な場所で取るのだが、峰山球場ある中央公園が多い。トイレもあるし、今は来春の選抜高校野球の予選を行っているので、楽しく応援しながら弁当をいただく。どちらも頑張れ

患者の皆さん体調を崩さない様に、気を付けてお過ごしくださいね

 

では又ね

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悪性胸膜中皮腫の定期健診

2018年09月20日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨日は、三カ月ぶりに一昨年の11月に大手術を受けた悪性胸膜中皮腫の三か月定期健診の為に、西宮の兵庫医科大学病院の呼吸器外科を受診した。

秋晴れの天気の中、妻と二人で何時もの様に車で出かけた。主治医の先生の御両親が地元のご出身と言う事で、何時も診察時間を午後の時間になるようにご配慮していただいている為に、朝10時に家を出発した。軽めの昼食を取り、13時30分に到着。早速に診療手続きを済ませ、最初の検査の血液検査を受けた。

相変わらず大勢の患者さんや付き添い、お見舞いの人で混雑している。血液検査も一度に20名は検査できる規模である。午後と言う事も有り、待ち時間無く検査を受ける事が出来た。

次のCT検査まで少し時間があったので、入院当時によく利用した売店でカップのコーヒーを買い、何時もの休憩室で一休み。一年半も経過しているが、懐かしく思い出させる。

14時30分、予定の時間になったので、席を立ち地下にあるCTの検査室へと向かった。何時もの事で迷う事も無く、体調も良かったので安心して順番を待った。20分位が経過しただろうか?順番の呼び出しを受けて、検査室に入室。何時もは男性の担当者が一人だが、今日は研修生なのか女性の学生らしき人も同席していて、色々と指導を受けながら担当してくれた。僅か10分ほどの検査で無事に終了。慣れたものである

検査結果まで時間が有ったので、待合室で待機していたが、妻も私も少し眠くなってきたので、駐車場に止めている車に戻り、仮眠をとる事にした。私は30分程熟睡していたらしく、いびきをかいていたと妻から聞いた何度も経験しているので、すっかり緊張も無くなり寝込んでしまったようだが、妻は寝られなかったと不満顔

改めて、呼吸器外科の待合室に向かい待機する事45分。さすがに呼吸器外科だけの事はあり、患者と付き添いの人のひそひそ話の会話の内容は、恐ろしい内容だ。私の様に術後の検診の人もいれば、これから手術を受ける人もいる。偶然にも私より3番前の患者さんが診察室から出てきて、私の隣に座った。会話を聞いていると、今日のペットCTの検査結果で肺がんが見つかり、28日より入院して精密検査を受けるらしい。奥さまと息子さんが付き添いで来ていたが、皆さん落胆した表情であった。ほとんどの患者さんが肺がんである。

偶然にも隣同士に座っていたので、私の方から声を掛けて、1年半前の私の手術の昔話を聞いてもらった。寄り添うつもりで話したつもりだが、逆に涙声で慰められてしまった「そんな風には見えませんね。お元気になられて何よりです」と返された。もう二度と会う事は無いかも知れないが、本当に気の毒に思う。スマートホンの手術痕の画像を見せるとビックリされていた。

さて、いよいよ私の順番が来た。自信はあったが、それでも毎回緊張する瞬間だ。数少ない希な病気と言う事も有り、また、御両親が同郷と言う事もあり、よく覚えていただいている。

「お元気そうですが、いかがですか?」と相変わらずの優しそうな眼差しで尋ねてもらった。

私も「先生のお陰で、毎日元気に過ごしています。今月には二人の孫にも恵まれ、会う事が出来ました。これも先生のお陰です」と答えた。

CTの映像を見ながら説明も受け「異常は見受けられません。もう、一年半が経ちますね。何よりで嬉しいです。お孫さんにも恵まれ、おめでとうございます」と言われた。

気になっていた腎臓の事も尋ねてみた。「使用した抗がん剤は、腎臓に悪影響を及ぼす成分が、多大に入っていますので、必ず副作用が出ますが、透析までは大丈夫です」との事。

「もし、仮に抗がん剤が無理でも、オプチーボと言う新しい薬が、今度保険適用に認定されましたので、そんな治療方法もあります」初めて先生から「オプチーボと言う治療方法を聞いた。以前は良薬だが先進医療だった為に保険の適用外で、治療には1500万円から2000万円の費用が必要だと聞いていたので、名前は知っていたが論外だと思っていたのが、今日は初めてこの新治療方法を聞いて、大きな安心と嬉しさの余りに妻と二人で顔御見合わせ笑顔に満ち溢れた。

何はともあれ異常もなく、新しい治療方法の説明も受けて、飛び跳ねたい心境の検診であった。

「次回は師走の12月になりますが、雪の方は大丈夫ですか?」「大丈夫です。這ってでも来ますので」こんな会話で診察は無事に終了した。この一言が私にとっては「神のお告げ」のようなもの。バンザイ、バンザイ、バンザイ早速に子供達や兄弟、会社の人にもラインを送った。嬉しいと、ついついスタンプの数も増える。ありがたい事である。

17時前に精算を済ませ、一路家路を急いだ。「あぁ良かった」これで最低限12月までは安心だ。早く帰って一杯やりますか。

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樹木希林さんが亡くなりました

2018年09月17日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

女優の樹木希林さんが、お亡くなりになりました。13年間を超える闘病生活だと聞いた。自身は「全身ガン」と言っていた。「ガン体質の身体」とも言っていた。報道では、乳がんの手術を始め数々の手術を受けられたとの事で、大変お気の毒でした。お悔やみ申し上げます。

長年に渡り、手を変え品を変えて、長きに渡り人気を維持された様は、真にお見事でした。言い方は悪いが、何処にでもいるような、普通のおばさん的なイメージがあったが、振り返ってみると芸風もさる事ながら、活躍の場も変化させながら一定以上の存在感を維持されていた事は、会社経営に通じるものである。

長い闘病生活の中から、独自の思考を持たれ、健常者では見逃してしまうような事でも自身で受け止め、一つ一つを納得させながら生きてこられたようである。

もちろん私はテレビの画面による、一方通行の知人であるが私が知った最初は、リポーターの様なお仕事の様に思っていたが、近年では歌やドラマ、舞台など幅広い分野で活躍されていたようだ。

先のブログでも書いたが、13年間と言うガンの闘病生活は、辛く恐怖の日々で有ったことを想像するに難しくない。75年間の人生の内、ガンの闘病が13年以上となると20%の時間が、ガンの闘病に費やされた事になる。生存率から言えば、最も長い方の人と言う事になるが、そう言う問題では無い事は十分に理解しているつもりだ。

私のブログのスタートは、ガンの闘病生活の日記から始まった。最初のガン告知から、3年4か月が経とうとしている。ブログのスタートからも1年4か月が経とうとしている。元々は、ガンの恐怖を知っていただき「早期発見、早期治療」に繋げてほしいと願う思いからで有ったので、その後の内容もガンを中心とした内容になっているが、ガンと言う病は転移や再発のある怖い病なので、周りの人は元気にしていると忘れられるが、当の本人は常にガンの恐怖が付きまといながら日々の生活をしいられる。

彼女の闘病生活も同じだったに違いないが、闘病中も意欲的に仕事をされていた様で、おそらく本当に元気に過ごされていたのではないかと思う。意地と根性で治せるような単純な病では無い。私も日々の生活で、それほど辛抱して生活して居る訳では無く、本当に元気なのである。ただし、身体的な不都合は当然あるし、ガンの事を思わない日は一日たりとも無い。もちろん忘れる事も無い。体調に多少の波はあるが、周りが心配してくれる程の事は無い。本当に元気なのである。数少ない患者の一人かも知れないし、そう願っている。

お悔やみでは無いが、歌手の安室奈美恵さんが引退した。特別なファンではないが、歌の上手な女の子程度は知っている。歌手としてばかりか、ファッションや果てには生き様までも共感を得て、一世を風靡して見せた。アムラーと言われる現象まで起きて、大きな時代のうねりとなった。特には10代から50代までの幅広い女性に指示されたようである。教祖的な存在である。この一大ブームは、過去に女王と謳われた美空ひばりさんをも凌ぐものである。常に見られて、注目される事の辛さなのか、私の様な凡人には理解できない世界の人だ。大変お疲れ様でした。今後もお幸せに

さて、一方は横綱 稀勢の里である。引退を望んでいる訳では無いが、ピンチである。今場所の勝負に掛ける執念はお見事であるが、危なっかしい白星で横綱相撲ではない。思い返せば、新横綱の場所で同じく横綱の朝青龍との一番で負傷し、現在に至っている。朝青龍を悪く言うつもりはないが、運が悪かったとはこの一番の事である。あれか無かったらとは誰もが口には出さないが、思っているだろう。大相撲なので仕方がない事ではあるが、残念な一番であった。何とか残り4番白星を重ねて、10勝してくれるとありがたいのだが、勝ち越しでは今後の横綱人生は難しいだろう。今後に続く横綱の基準が乱れて、日本人びいきと言われかねない。差別発言まで、すでに出始めている。何とか頑張れ稀勢の里

 

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生存率

2018年09月12日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

今朝のニュースで、国立がんセンターが、ガン患者の生存率を初めて発表した。ガン患者全体では3年の生存率が71%で、5年生存率が65%と発表された。

この数値は、例えばガン患者100人の内で3年生存していた患者が71人で、亡くなった患者が29人と言う事になる。生存していた71人の患者が2年後には新たに25人亡くなり、合計54人が5年間の内に亡くなったったのか、それとも既に亡くなっている人に6人が増えて35人になるのかは分からないが、いずれにしてもガン患者は恐怖の日々を送る事に変わりは無い。

すい臓がんは15%で肺がんが49%と、このガンは3年生存率は極めて低い。逆に胃がん、大腸がん、乳がんなどは生存率は極めて高い。

私が告知を受けた膀胱がんは73%で、前立腺がんは99%と比較的に生存率は高く少しは安心した。一方の肺がんは生存率は低いが、私は肺がんではなく正式には悪性胸膜中皮腫と言う、肺を覆っている粘膜に出来るガンで非常に稀なガンで有る為に、このデーターでは測り知る事が出来ないが、おそらく膵臓がんに匹敵する生存率の低い数値である事は主治医からも知らされていた。

何度もブログでも書いたが、部位による治療の難しさの違いは当然有るだろうが、普段の生活で異変を感じやすいのが、胃や大腸、膀胱、乳房などではないかと思う。早期に異変を感じれば「早期発見、早期治療」に繋がり生存率にも少なからず影響するのではないかと素人ながらに思う。

私の過去3度のガン発見の最初は、頻尿による血液検査であった。掛かりつけ医による血液検査が全ての始まりであった。当初は年齢の関係かも思っていたが、あまりにも頻繁に尿意を感じたために受診したのだが、膀胱がんの告知と言う最悪の宣告を受る結果となってしまった。

しかし、考えようで、この膀胱がんに端を発して、何度も繰り返し手術や検査を受けた結果、続いて前立腺がん、悪性胸膜中皮腫と見つける事が出来、今日の今も元気に穏やかな生活を送っている。

おそらく、これらの検査を受けていなかったら、前立腺がんも中皮腫も未だに見つかっていなかったかも知れない。従って、頻尿による膀胱がんの辛さは味わったが、前立腺がんや中皮腫の辛さは味わう事なく、手術した為に症状は体験した事は無い。

偶然とは言え、前立腺がんは別としても、悪性胸膜中皮腫は症状が出た時のステージは最終段階だとの説明も受けたので、「ありがたいやら悲しいやら」と言った心境であるが、時間は戻らないので病に侵された事は諦めるとして、早期の発見に感謝している。運が良かったと思っている。

皆様、ガンや血管の病を舐めていると大変な事になります。当然ながら国立がんセンターのデーターでも部位の問題もあるが、5年生存率で生き残っている人は、おそらく「早期発見、早期治療」の人だと勝手に思っている。

若い人は、ガンの進行が速いと言う世間話を聞くが、ステルス性の進行の早いガンは聞くが、年齢による進行度合いは、世間話の範囲ではないかと思う。年配の人は、日ごろから医者に掛かる機会も多く、発見も早いのかも知れない。50代、60代が危険なのは、体力もあり仕事もありで、検診の機会を逃しているのではないだろうか。

いずれにしてもガンと言う病は恐ろしい病で有る事間違いない。家族や親族にも大きな心労となって、襲い掛かる病気である。

では又ね

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