ようこそ
今年に入ってから、給食弁当の配達業務を担当している。配達地域は、隣の京都府京丹後市峰山町と言う市街地だ。
私の住む兵庫県とは隣同士で、イーメージほど遠くでは無い。往復約80キロを配達している。気晴らしには丁度よい距離である。朝9時半に出発して昼過ぎに帰社する行程である。月曜日から金曜日の5日間。土曜日は地元豊岡市の出石町に出かける。こちらは往復で約35キロの行程である。
そんな中、昨日1月29日と本日30日の両日で、久しぶりの大雪となった。8コースに分かれていて、8台の車両で配達を行っているが、どのコースも降雪が有ると時間が決まっている為に大変である。勿論、4WDでスタッドレスタイヤを装着しているので、スリップはあるが、動かなくなる事は無い。
私も早めに準備をして、9時半過ぎに出発した。道中ではスリップ事故が多発していて、警察も大忙しの様子である。
そんな中、出発して30キロくらいの地点の国道で、警察による通行規制に出あった。それでなくても少し遅れ気味でだったので、ヒヤヒヤしながらの運転である。近づくと何と大型トラックが、道路から田んぼに落ち横転しているではないか。既にパトカー2台と警察官4人が交通規制に当たっている。大型のクレーン車も到着している。箱型のトラックだが、おそらく荷崩れを起こしているだろう。気の毒である。
この国道は京都府の丹後地方を東西に横断する大動脈だが、一部には道幅の狭い個所が有り、大型車同士でのすれ違いが困難な場所も有る。当日は朝から雪が降り続いた関係で、除雪作業は追いついていなかった。路肩には雪が積もり、道路と田んぼの境が分かりずらい。もちろん雪は降り続いている状況だ。
気の毒に思ったが、私の力ではどうする事も出来ないし、給食弁当の配達時間の制限も迫っているので、後ろ髪を引かれる心境の中、ようやく6件目が終わって、7件目に向かう道中で、今度は私がトラブルに出会った。上り傾斜の信号機のある交差点で、前に赤信号で止まっていた4トンの中型トラックが、スリップをして青信号に変わって動けない。
私の過去の経験から、嫌な予感はしていたので、少し車間距離を空けて停車していたが、後ろにも4台の車が続いている状況だ。追い越せば先に進む事は可能だが、今度は少し親切心が頭を過り、前のトラックの運転手に「後ろの車をバックしてもらうので、平地までバックして一気に通り過ぎる様に」アドバイスした。運転手も喜び感謝している。後続の4台の車の運転手に事情を説明し、全車バックしてもらう事に合意してもらった。女性ドライバーや年配者もいる。一台一台バックを誘導して、ようやく前のトラックを平地までバックさせることに成功した。一気に通り抜けるには、前の信号が青に変わってからの発進になる。
皆さんの協力で、次の青信号で前のトラックは一気に発進していった。スリップしながらも、見事に脱出に成功した。感謝の意であろうハザードランプを点灯させ走り去った。走り去ったと言うよりも、私の次の配達場所は、この交差点を右折したすぐ近くの場所で有った為だが。勿論 私もハザードランプで後続車に感謝を伝えたが、降雪中の作業で頭も制服もズブ濡れである
何となく親切をしたような気になり嬉しくなった。先を急がねば時間制限ギリギリの12時前に無事最後の配達を終了し、帰路に着いたが、帰りの道中、あの大型トラックも気になっていたが、案の定 最初と状況は変わっていない。大型トラックは、荷を満載していれば総重量は25トンにもなる。大型とは言え1台のクレーン車では少し無理が有りそうな
片側交互通行を通り過ぎて、少し離れた所で様子を伺っていたが、路上駐車の為に注意を受ける始末に御免なさい申し訳ありません
この地域は、私ともう一台の2台で配達をしているのだが、もう一台の配送車は、昼ごはん後に回収をして変える為に、帰りは15時30分くらいだ。話を聞くと14時30分ごろに通過したようだが、その時点では既に撤去作業が始まっていて、大型トラックも横倒しから、立ち直っていたらしい。よかった。よかった。運転手には気の毒だが、荷崩れを起こしていたら、走行は不可能であろう
今日も3トントラックの箱バンが、田んぼに突っ込んでいた。結局この2日間で、6台の事故車両に遭遇した。皆さんお互いに雪道には気を付けましょう。闘病とは関係ない話でした。
では又ね
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