人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

感動します

2022年07月18日 | 仕事の話

ようこそ

久しぶりに投函します。

先日の15日は、私の67歳の誕生日。子供達からお祝いを頂き感謝している。

60歳の還暦を迎えようとしていた平成27年3月。初めてのガンの闘病生活が始まり、人生最大の危機に見舞われた。

あれから7年が経過したが、それ以来は毎年の誕生日には、生存年数を数えるようになった。先月も定期検診で、「転移や再発が認められない「」との結果を頂いた。

最近では、あまり意識する事もなく、以前と同じように仕事に追われる日々を過ごしている。ありがたい事である。

ガンの恐怖からは少し解放されたが、後遺症は相変わらずで、日々その時々で感じ意識させられる。

私の会社は、事業所などに給食弁当や冠婚葬祭、催事用の幕の内弁当を製造販売している。販売と書いたが、正確には指定された日時に指定された場所へ届ける「配達食」である。

両方の用途を合わせると平日には約1000食を350か所に配達している。

これらの器を昼から洗浄して、明日に備えるのだが、仕事柄、年中無休の営業(ただし、正月は定休日)であるが、土日祝祭日は多くの社員が休みになる。そこで私がこの様日に限っては、残飯整理を自分の仕事として行っている。

1000食とは言わないが、350食分の残飯整理である。この仕事をしようと思ったきっかけは、①残飯でお客様の満足度を確認する事②皿洗いの社員の苦労を知る事③今後のメニューに生かす事。である。

そんな中、色々なお客様がいらっしゃる事を知った。中には灰皿代わりにする人も居るが、作業を進めていると、いつも綺麗に残飯を捨てて、軽く水洗いをして返される事業所がある事を知った。何と気持ちの温かい優しい事業所だろうと思い、感謝の気持ちで一杯になった。「お仕事でお忙しい中での対処」にお礼を伝えようと配達担当者に聞くと、介護施設の事業所と分かった。感謝の気持ちを伝えたくて、早速に電話を入れた。「何時も綺麗にご利用いただき、ビックリと同時に感謝のお礼を伝えたくて電話しました」と。「わざわざご連絡いただき、こちらこそ感謝します」と返された。

お中元の季節である。せめてもの気持ちにお届けしようと思っている。

また、お一人の方は、器を綺麗に残飯処理をして、水洗いまでしていただいている。これだけでは無い。何と毎回、空器にキャンデーが2個入っている。私たちの労を労っての事だと思うと、「感謝、感激、雨、あられ」こんな人も居らっしゃるのかと我が身の身勝手さを恥ずかしく思った。きっと素晴らしい人生を過ごしてこられた人だろう。

今の世の中で、損得勘定をせずに感謝の思いを行動で示せる人がどれくらいいるのだろう

「ほんの僅かでも見習わなければ「」と思う残飯処理であった。

また、お会いしましょう。お気を付けて

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