ようこそ
昨日は、無事に62歳の誕生日を迎える事が出来た 初めてのガン告知から2年4か月が経過していた。
去年の誕生日の事が、どうしても思い出せなかったので、 「なぜかなぁ
」と思い、昨年の手帳を開いて見た。すると、昨年のこの頃は、6月7日に肺の生体検査の為に脇腹を手術し、16日に退院している
そして、27日に生体検査の結果の報告を受け「悪性胸膜中皮腫」と診断された。あまり聞き慣れない病名だった為に、手術を執刀していただいた心臓血管外科の主治医の先生に「肺ガンと悪性胸膜中皮腫と、どちらが怖いガンですか
」 と尋ねた事を記憶している。すると主治医の先生から思いもしない答があった。
「肺ガンと悪性胸膜中皮腫では、比べものにならないくらい中皮腫は怖い難病です
」 「この病院でも年間に一人有るか無いかの難病です
」との事。
その後、7月に入り、ガン専用のペットCTやMRIも撮影した。
そして、迎えた昨年の7月15日の誕生日に、私は公立豊岡病院の呼吸器内科を受診している。 この時に聞かされる説明
に震え上がった事を思い出す。
公立豊岡病院は、私の地元では地域の拠点病院として、「ドクターへり」や「ドクタカー」などを常備し、600床もの病床を持つ総合病院である。そんな病院でも、悪性胸膜中皮腫の治療実績は無いと言う。
それほど発症例の少ないガンらしい。
多くは過去に建築材料として使用していた「アスベスト」が原因と聞くが、それ以外の発症例もあるらしい。 私は、後者の部類であるが、昨年はこんな誕生日の一日だった事を手帳を見ながら思い返した。誕生日どころの一日では無かった。
それどころか、恐怖の一日であった。 このガンは、発症に40年くらいの年数がかかると言われ、見つかった時には末期の患者さんが多いと聞く。
幸い私は初期であった事が幸いした。
では又ね
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