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富士周辺五名城と諏訪の旅-13-

2024-03-19 07:20:42 | 取材・旅行

令和6年8日~10日まで、富士周辺五名城(山中城、小田原城、石垣山一夜城、甲府城、武田氏館)と諏訪を廻ってきました。

20回にわたって紹介しています。

今回は、甲府城1 です。

石垣山城からのルートです。

甲府城周辺を見ると・・・・

JR甲府駅の南西に、舞鶴城公園として整備されています。

山梨に入ると、葡萄畑が一杯。

公園駐車場に着きました。

堀端にあったお稲荷さんにお参りし、遊亀橋を渡ると・・・・

いきなり巨大な石垣が見えました。東日本最大の石垣です。

ここで、パンフレットより、甲府城の歴史を確認しましょう。

1582年に平岩親吉が城代になった後、一度豊臣の手に渡りましたが、関ヶ原の後は「将軍の師弟が城主」と書かれています。実は、1603年には、後の尾張藩主、徳川義直が2歳で城主(城代は平岩親吉)になっているのです。義直が尾張藩主になると、その附家老は平岩親吉。つながりますね。このように、甲府城は尾張と関係があるのです。

その後も甲府は幕府の直轄地。そして綱吉の側用人、柳沢吉保が城主となります。

中山道が通る交通の要地であり、金山もあることから、重要な土地だったのです。

登りましょう。

発掘調査によって見つかった水だめ跡。お城は、水の確保は最重要ポイントです。

富士山が見えますが、部分的です。

稲荷曲輪門です。

稲荷曲輪と鍛冶曲輪をつなぐ門で、高麗門形式です。

発掘調査によって、柱の跡などが見つかりました。享保の火災でも焼けず、明治初年まで残っていたものを、平成11年に再建しました。

稲荷櫓の説明です。

起こしてみましょう。


稲荷櫓

城内の鬼門 (北東) に位置することから櫓ともよばれ、江戸時代には武具蔵として使われていた建物です。 明治初年まで残っていたことが古写真などでわかっており、発掘調査
でも2度にわたり建物を建築した痕跡 (遺構)と、 土地の平安を祈るための輪宝 (地鎖具)6点見つかりました。
今の建物は、この遺構や残っていた絵図や史料などをもとに、できるだけ当時の姿に復元したもの、 平成16年に建築しました。


現在は資料館になっています。

展示資料を紹介します。

「城内の石垣と石積技術」

「稲荷櫓の復元」

「甲府城 Q&A」

これはおもしろい!

Q 甲府城下に住んでいた人口は?

 A. 1万2~3千人。柳沢時代には2万人以上。

Q 甲斐国の石高は?

  A. 浅野親子が配置された1593年ごろには、23万石。加藤清正(熊本)や福島正則(尾張)と同じくらいです。

Q 甲府から江戸まで何日かかる?

 A. 藩士で3泊4日、急ぎの旅人で2泊3日

など、興味深いですね。

「甲府城と城下町の名残を求めて」

「滴水瓦」

「軒丸瓦・軒平瓦」

「江戸時代の甲府城」

「甲府城下町絵図」

「甲府城の歴史」

「年表」

「歴代甲府の拝領者」

「甲府の2つの城下町」

「今も残る近世城下町の町割り」

「扇状地と城下町②」

「城下とお城に湧く『温泉』」

「甲州道中のクランク」

「扇状地と城下町①」

模型です。

これ以降は、発掘調査や復元時の様子です。

「愛宕山石切場」

「木組みの伝統技術」

勉強になります。

動画で紹介しましょう。

【日本100名城】【山梨】甲府駅から徒歩3分!甲府城を超高速攻略せよ 2022.08.27

【城めぐり】築城期の石垣が遺る 甲府城 山梨県【攻略ルート】

【歴史解説】武田一族が夢を叶えた城【甲府城】

明日に続きます。次は甲府城2です。富士周辺五名城と諏訪の旅-14-


このシリーズは

富士周辺五名城と諏訪の旅-1-  -2- -3- -4- -5- -6- -7- -8- -9- -10- -11- -12- -13- -14- -15- -16- -17- -18- -19- -20- 番外編 


このブログでの他のシリーズは・・・
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-  タイ・バンコク 見てある記-1-  シェムリアップみてある記 -1-  香港に来ています  台湾レポート-1-  平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-   さわやか中欧 見てある記 -1-   美濃 見てある記 -1-  みちのく三陸海岸 見てある記-1- 新城FWに参加しました-1- 碧南FWへ行ってきました -1- 安城へ行ってきました1 -本證寺- 「勝鬘寺と大久保氏ゆかりの上和田城址」(岡崎市)-1- 北陸探訪 -1- 剱神社 近江FW  長久手FWへ行ってきました -1- 遠州FW -1- 小牧FW -1- 末森城周辺FW-1- 「宮宿」-1- 大野城・大草城-1- 「鳴海宿」-1- 富士周辺五名城と諏訪の旅-1-  犬山城周辺 -1-

社楽の会」HP:中国ODAみてある記 韓国研修その2 ブリスベン

 


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