日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

ペプチド結合(分子模型)

2008-06-01 | 分子模型図鑑

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このグリシンのようなアミノ酸が

生物にとって重要な役目を持っていると昨日書いた

今日はその説明をしよう

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ここにアミノ酸(グリシン)が2分子ある

アミノ基とカルボキシル基は水分子を仲間外れにしたうえで

結合することができる

Photo_3

これを脱水縮合と呼ぶのだが

アミノ酸の脱水縮合をペプチド結合という

このペプチド結合を行ってアミノ酸は

無限に縮合していくことができる

Photo_4

アミノ酸がたくさん縮合していった巨大な分子が

タンパク質である

今日の写真はグリシンだけだが

タンパク質のアミノ酸はグリシン以外にも

20種類余が知られている

その様々な形のアミノ酸という部品によって

タンパク質は生体内で

様々な作用を行なうことができるようになったのだ

次はその20種類余のアミノ酸を紹介していく

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