日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

大判?小判?

2007-02-05 | 覚え書き(メイン)

もう十年位前だろうか

家族で墓参りに行った帰り

通りすがりの庭先でちょっと不思議な植物を見かけた

もう花は終わり実になっていたのだが

その実が入っている鞘が奇妙な形をしていたのだ

丸く平べったいウチワの様な実

それが扇状に並んでいた

何という植物なのだろうと気にはなっていたが

ちょっと図鑑をぱらぱら見るぐらいで

調べもせずに放っておいた

 

それが つい最近 下校指導の帰りに

再び巡り合ったのだ、この草に

Dsc01715

sonyα100 + 135mmSTF

ISO400 f=4.5 1/60秒

今度ばかりは決着をつけるぞと

今日教頭先生に訊いてみた

「ああこれはコバンソウよ」

さすがである

一瞥しただけで答えが返ってきた

どれどれと 「コバンソウ」をググってみる
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kobansou.html

あれ、違うみたいだぞ

しかし ここで諦めては また十年が経ってしまう

色々探してみたら見つけた

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Lunaria.html

これだ

名前は「オオバンソウ」

・・・大判・小判か

教頭先生の名誉のために書いておくと

コバンソウとも言うのだそうだ

他に

ゴウダソウ(合田草)

ギンセンソウ(銀扇草)

ギンカソウ(銀貨草)

ルナリア(月のルナから)

とも言うのだそうだ

なんて名前の多い草だろう・・・

銀扇草という名が気に入った
この実の形はやはり大判というより団扇だよ

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