日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

蝙蝠(コウモリ)

2007-03-10 | 写真

昨日も学校にお客さんがきた

4年生が呼んでいるので行ってみると

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こんなものが

「壁の汚れ?」

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寄ってみると足のようなものが見える

「先生コウモリだよコウモリ!」

興奮する子

「ぃやー恐い」

恐がる子

ミニパニック状態を防ぐために抱き上げる

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アブラコウモリだろうか

コウモリの種類は多くて全く知識のたくわえがない

家や里に住んでいるのはアブラコウモリ

イエコウモリとも呼ばれるということは覚えていた

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死んでいたのではなかった

きっと先日の暖かさに冬眠から覚めたものの

ここのところの冷え込みで

変な所で眠くなったのではないだろうか

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妙な興奮状態にあった子供達だが

わたしが平気で掌に乗せているので

落ち着いてきた

「先生、血を吸われないの?」

それはちょっと偏った知識だ

「目がかわいい」

コウモリはハムスターみたいな動きで

もぞもぞと動き始める

「触ってみてもいい?」

君はさっき恐がっていなかったか?

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コウモリをイメージで恐がる人は多いが

夜の昆虫(蚊や蛾など)を取って食べてくれる

不必要に嫌うことはないのだ

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コウモリはしばらく掌にしがみついていたが

日が落ちてきたのをわかったのか

思ったよりしっかりした飛び方で

校庭の桜の木の上を飛び去っていった

私は私で掌に残る

久しぶりの生き物のぬくもりに

癒される思いだった

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