三千世界の鴉を殺し 主と添寝がしてみたい
高杉晋作だか木戸孝允だか
久坂玄端だか青池保子だかが
作った都々逸だが
(木戸孝允:桂小五郎が正解のようだ)
うちの屋根でも明け方
カラスが散歩してうるさくてかなわない
殺したいとは思わないけどね
なぜカラスの写真を撮りに行ったのかというと
子供達が通学路で白いカラスを見たというのだ
ギリシャの太陽神アポロンの使いが白いカラスだった
太陽とカラスの関係は各地で深く
日本の太陽神である天照大神も
神武天皇に使わしたのは八咫烏(ヤタガラス)
中国では太陽にカラスが住むといわれてる
SONYα100 + SIGMA70-300mm
ISO:400 f5.6 1/640秒
どうしても白いカラスが見たい
レンズにおさめたい
ということで行ってきました
日本の主なカラスは
ハシブトガラスと
ハシボソガラスだ
地域によってミヤマガラス
コクマルガラス
ワタリガラスなどが見られるそうだ
日本語ではみんなカラスなのだが
英語ではハシブトとハシボソは「crow」で
ワタリガラスは「raven」
ミヤマガラスは「rook」
コクマルガラスは「Jackdaw」
別の鳥として認識されている
この辺、文化の違いが表れていて面白い
その代りに、英語は昆虫には無頓着で
ハエもアブもカゲロウも
ガガンボもホタルも「fly」である
カブトムシもオサムシも
ゲンゴロウもカツオブシムシも「beetle」なのだ
狩猟民族と農耕民族の違いなのだろうか
[閑話休題]
これがハシブトガラス
おでこがゴリラみたい
こちらがハシボソガラス
ちょっとスマートだね
ごちゃごちゃ混じって飛んでくる
そして白いカラスは出てこない
寒さも身にしみてきた
またそのうちに探しに来よう
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