最後に残った「亭主どん部屋」のカーペットを
片付けた。
生前整理と何度言ってもその気なし
昔のLP盤を聴いたり(最近流行ってる?)
青春時代の名画を観たり・・
部屋を閉め切って一人悦に入る。が
通院中を狙ってカーペットを取ると
床もひんやり、風も通り“夏日さぁ来い”
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間もなく今年の半分が過ぎる。つい先日
お節料理だの、暖冬お正月、今年の目標
などと言ってたのに・・恐ろしい日の経ち方です。
健康寿命がどんどん削られて行くと思うと
彼も逆算しての行動かも、と急にヤ・サ・シ・ク
なる老女であります
もっと残り人生豊かに送れば・・と思っても体力がついて
来ないし、来世に思いを馳せるのも又楽しからずや!
残存時間の長短は今の年齢に比例するわけではないので
季節が巡る度に、あと何回、この季節を迎えられるのだろう?って
しみじみと考えるようになりました。
そう思うと酷暑の夏もいとおしいかと言えば…
やはり辛いものは辛いです(笑)
だから「男の手料理」のご夫妻がより輝いて羨ましいので
あります。
年老いて独りになるのはこたえるそうですから、あの世に逝く日まで一緒にいられるよう大事にしてあげてください。愚痴も愛情の裏返しに聞こえて、お二人の幸そうな姿が想像できます。ああ、うらやましい!
夫婦の安らぎ?もう何十年も前の会話ならいざ知らず、
今の老夫婦の会話と言えば、冥土への「先陣争い」の
あの手この手の事ばかり。
そりゃイングリッドパーグマンの名画をみて気晴らしする気もわかるなぁ・・
暑いときも寒いときも労わりあいながら過ごせる幸せが続きますように。
時々青春の思い出に浸る心の余裕を認めてあげましょう。捨てきれない甘い思い出にも寛容の精神で