日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

母の思い出1

2021-11-01 | きいてきいて

今日から11月。あれよあれよという間に11月を迎え
80歳4か月。こうなるとひと月にもぐっと重みがある。


人生に例えるなら「玄冬期」。まぁ何期であろうと
かまわないが、何かに付け同時期の母を思い出す。

70歳を過ぎてから「本格的に編み物を」と、思い立ち
斬新な作品を習っては次々送ってくれたが、生憎その頃から
アクリルやポリエステルのセーターなどがどんどん
出始め、その作品らは一度も袖を通すことなく、さりとて処分
する気になれず”箪笥の肥やし”になること40年。


こんなに「時代が変わった」のを知らずに逝けたのは
彼女には良かったかもしれない。

ちょっとした端切れで何かを作り、楽しんでいた母
いまの私が受け継いだよ、とひとり手を動かして
楽しんでいるこの頃です。













コメント (4)
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