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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年7月26日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・宮前区(その5)

2023-08-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 けっこう手こずった宮前区ウォーク、5回目にして最終回。「危険なほどの暑さ」と予報の今日も早朝から2コース、11km弱。サングラス、ヨシ!日焼け止め、ヨシ!スタンプラリー(別稿)のため登戸に寄り、ついでに朝食を済ませてからスタート地点へ。

【8.有馬北コース(地図)】約4.9km
 スタートは東急線宮前平駅。前にも登った旧坂は旧大山街道なのか。小台公園を経て下り、また上り。大地のひだを縦断している感じ。宅地ばかりでなく公園や農地など、緑が比較的多いのは前回と同じ。多摩川梨の農園まであった(写真上)。梨ってみずみずしくて好きなんだけど、リンゴと違って皮ごと食べられないので面倒で滅多に買わない。
 何度目か判らない下り坂から中有馬のユリノキ並木を通り、再びの上り坂は珍しく未舗装のあぜ道、そしてうっそうとした林の中の石段。上り切ったところが下有馬不動尊だった。周辺は相変わらずの宅地と農地、最後にひと登りして、草ぼうぼうが印象悪い宮前休日急患診療所前バス停にゴール。ミスコースもなく、ちょうど1時間で歩き終えた。さらに1km弱を歩き、バスで次のコースのゴール地点に向かった。

【9.たちばなの里・野川コース(地図)】約5.7km
 本コースだけは、前コースとの繋ぎの関係でスタート/ゴールを入れ替えて歩くことにした。前コースから移動のバスを和田八幡宮下で下車し、水筒を忘れたため近くのコンビニのイートインコーナーでドリンク休憩15分。9時前にスタートしたが、もう暑い。今回も宅地と生産緑地のミックス、コースは「権六坂」の長い一本道や第三京浜沿いなど直線部分が多く、単調とみるか迷わずに済んで楽と思うか。後者だな。
 影向寺(ようこうじ)は奈良時代、天平年間創建と伝えられ、その頃らしき瓦も出土しているとか。再建物ではあるが八角形の薬師堂(写真下)や塔の礎石らしき大石など、なかなか風情ある寺だった。山門に打たれた菊の御紋章も、聖武天皇の命で創建されたという史実に重みを増していた。そのまま細い坂道を下り、能満寺バス停にゴール。暑くなってペースダウンしたのと、ミスコースしたのとで1時間20分かかった。

 これにて宮前区踏破。これまで歩いた中で最も緑が多かった。ただし必ずしも親しめる緑ばかりではないのは、手放しでは褒められない。そして暑い最中に思ったのは、木陰の重要性。特に強い日差しが上から照り付ける日中は、枝を張った樹の少なさが気になった。電線や車両への支障や秋の落ち葉など、問題があることは判っているが、それでも少しでも、歩道に木陰を作って欲しい。

 川崎区→中原区→宮前区と歩いたので、次は麻生区か。地図を見る限り、ここも手ごわそう。ちょっと攻め方を考え、飽きがこないよう歩き続ける計画を練りたいと思う。

本日の歩行距離:約11.6km+0.9km
通算の歩行距離:約85.9km

 

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【本】E.ディーゼル,G.ゴルドベック,F.シルドベルゲル著/山田勝哉訳 「エンジンからクルマへ-オットー・ダイムラー・ベンツ・ディーゼル・ボッシュ-」(山海堂)

2023-08-17 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 この夏にドイツで幾つもの自動車博物館を訪問するに当り、ドイツが生んだ自動車工学上の偉人伝を付け焼刃で読んでゆくことにした。原著が1957年、本書はその第三版を底本とした訳書で、1984年の刊行だった。小さな字で二段組み、出発日が迫ってきているため大急ぎ、1日家に籠って読んだ。

ニコラス・オーグスト・オットー(1832-1891)
ゴットリーブ・ダイムラー(1834-1900)
カール・ベンツ(1844-1929)
ルドルフ・ディーゼル(1858-1915)
ロベルト・ボッシュ(1861-1942)

 生年順に章立てられ、一人ずつ生い立ちから学び、発明のきっかけから事業の成功、晩年と辿ってゆく。エンジンに興味ある人なら知ってるであろう「オットーサイクル」のオットー、世界に冠たるカーメーカーとして名を残すダイムラー(メルセデス)=ベンツ、今や小型車まで搭載されるエンジンのディーゼル、電装品を中心な著名メーカーのボッシュ。過去の偉人と言うだけでなく、その偉業は現代にも脈々と受け継がれている。

 訪ねるのは完成車の博物館になると思うが、完成車以前の原理的部分の背景をしっかり知ることができたことは無意味ではないと思う。「projectX」の世界。しかし、どの先人たちの足跡も、連綿と現代に繋がっているのがすごく、素晴らしい。ちなみにウチのクルマのベースはドイツ車なので、敬意を表してイグニッションコイルやワイパーブレードなどはボッシュにしている(バッテリーは高くて買えない)。

 2023年7月25日 自宅にて読了

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