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新受験生へ

2022年02月10日 | 【海外校 東南アジア地区】

こんにちは、駿台マレーシア校です。

校舎では、来年度の入試に向け、新しい受験生が週末朝から夕方まで自習に励んでおります。
目標を設定すると、受験勉強は「やらされているもの」ではなくなり、勉強にも熱が入ります。
よいスタートが切れているのではないでしょうか。

ここでは、自習をする上で気になる以下の質問に答えたいと思います。

①「音楽を聴きながら勉強をする」のはあり?
これに関しては私も疑問で、5つほど論文を読んでみました。その結果
・深く、速くて、正確な思考をするほどBGMは邪魔。
・テンポの速い曲では計算ミスが多くなる。
・作業では良い感情がうまれる。

受験勉強においては「なし」、家で工作やノートを綺麗にまとめるなどの作業をする場合は「あり」
ということになります。つまり、塾では聴かないほうが良さそうです。

②「やる気スイッチ」はどこ?
脳の側坐核(そくざかく)というところにあります。側坐核を刺激することでドーパミン(やる気の元)が放出されます。
側坐核刺激するには、とにかく動くことが効果的です。
つまり、「この量を1日で終わるわけが無い」などとウダウダする前に、「とりあえず1問解いてみよう」といった
意識がやる気スイッチを引き出す元となるようです。
更に、このドーパミンは側坐核近くの線条体に結びつくことで快感に変わります。
目標や報酬があると、ドーパミンの分泌が活発になり、所謂「勉強が楽しい」状態を作ることができます。

どうせやるなら、楽しいほうがいいに決まってますよね!

③ケアレスミスを防ぐためには?
工夫と努力が必要です。
まずは課題に取り組む段階から途中計算を丁寧に書く、図表にまとめる、移項や通分の見直しなど、
テストを想定した動きが必要です。
音楽を聴きながら作業的に行って、テストのときだけ気をつけて、「気をつけているのにうまく行かない」
となっていませんか?積み重ねが効果を生みます。
また、計算ミスには理由があり、人によってどこがミスをしやすいかが異なります。
自分のミスの傾向を知っておくだけでも「あ、この問題はよく間違えるやつだ。ここはゆっくりといた上に見直しをするぞ」
など、対策ができます。
気合で乗り切ろうとせずに、論理的に克服しましょう。

頑張れ、新受験生!

駿台マレーシア校 K.K


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