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「頑張ったのに結果が出ない」に対してかける言葉とは?

2022年01月10日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】

駿台ミュンヘン校の講師のT・Sです。

子供の「頑張ったのにテストの点を伸ばすことができない」という言葉。
それに対して大人はどのような言葉をかけてあげればよいのでしょうか。

子供の性格やその言葉を発するに至る過程によってかけるべき言葉は異なるでしょう。

しかしながら、多くの子供の心に響く言葉があるというのもまた事実です。
今回は、難関といわれる学校への入学を目指して勉強を頑張っている生徒さんから、この言葉を聞いてよかったと言われた言葉を紹介します。

それは、
「たしかに自分基準では頑張ったのかもしれませんが、相手が求める基準では頑張ったとはみなされていないのかもしれないですよね。努力しているかどうかは、努力をしている当事者が決める事象ではなく、それを評価する側が決めるという側面があることを認識するべきではないでしょうか。」
です。

高校受験を控えている生徒さんには次のような内容を続けます。
「幸いにして、高校受験においては、過去問とそれに対する合格最低点の提示という形で、みなさんがすべき努力は既に評価する側から提示されています。こんなに楽なことはありません。中学生で学ぶべき範囲を一通り学んだ段階で、過去問を解き、高校側が求めている努力の質と量を認識してください。そして、入試日までに何を努力すれば良いかを考えてください。」

この言葉を聞いて即座に行動を開始できる子供ももちろんいます。しかし、受験を経験したことがない子供にとって、過去問を解き自分の長所と短所を分析しそして自分が今後やるべきことを自分一人で決めるのはなかなか難しいというのも良く分かります。そんな時には、プロのアドバイスが必要になるときもあります。プロとして子供たちの成長に貢献できるアドバイスができるよう、日々研鑽を続けていかなければならないと感じています。

駿台ミュンヘン校 T・S


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