Adoの楽曲「うっせーわ」が子供達に大人気らしい。
歌いやすいんだろう。 少し前にもネットで相当にブームになった歌もあり、いろんな意味でも今の子供達はYouTube動画の影響をかなり受けている。
SNSもそうだけど、こうしたある意味ではこれまで無かったような新しい感覚には敏感に反応する。
この歌詞の内容や、言葉使いで歌詞を書いているのも珍しいのだろう。
常に新鮮な物を求めるのは、子供の新鮮な感性の証だろう。
この歌について一部の親からは子供達に悪影響を与えると言う指摘もある。
うっせーわなど、この歌詞の中には決して良いとは思えない言葉が多々ある。
しかし、そうした言葉は何もこの歌詞の中だけではなく、アニメや漫画、小説などでも多々登場する。
この歌詞を口ずさんでいたとしても、別に言葉使いが悪くなる物ではない。
言葉は常にケースバイケースで使い分ける物である。
なので、この歌詞を歌っているからと言って、普段の生活の中で使う言葉として定着する言葉にはならないだろう。 子供達も悪い言葉と良い言葉を認識する能力を備えているし、言葉使いを教育するのも大人の責任だ。
悪い物を見せないのではなく、逆に悪い物をどんどん教えて、何が悪く、何が悪くないのか、どんな場面で使う言葉が望まれるのか。
そうした物事を識別して、適切な物を選択、判断する能力を身に着ける事が本当の教育である。
日本の性教育は世界でも最低レベルだ。 特に日本人は性に対する偏見が強い。さらに、子供達に性に対するしっかりとした概念と言うか、意思が足りない大人が多く居る。
いろんな意見があるだろうけど、もっと個性や個人の意思を尊重出来る世の中になるべきだ。
他人を尊重出来ない人間は自分を尊重することも出来ない。