summer diary

日記らしきページ

今日もギターの話

2021年12月21日 | Weblog
 さて、今日は休み。 昨日は夜勤明け日で、昼からギターの調整をした。
3日前に購入したレスポール。 ネックが少し順反り気味、ハムバッカーの切り替えノブ(4個)の取り付け高さが不揃い。 まずはネックの反りをまっすぐにするために、トラスロッドでネックを修正する。 ヘッド部にあるトラストロッドの先端部分をカバーしているカバーを外し、付属の六角レンチを時計回りに回転させる。 まずは10分程度回転。 少し治った。 もう少しだけまっすぐにしたいので、さらに10分程度回転させた。 これでネックを見る(大工さんがするように、片目でネックを覗き込んで、まっ直ぐになった事を確認。
さらに、弦を最端(ハイ、ロウの最端を押えて)ネックの12フレット当たりの弦を押し込む。 この時に隙間があるかどうかを確認して、完全にピタッと弦がフレットに触れている場合にはネックは真っすぐである。
ただし、本来は少し順反りしている方が理想的だ。
これは当然だけど、弦を爪弾くと、弓なりに弦は振動する。 12弦当たりが最も振れ幅があるので、弦の振動幅を考慮すると、少し順反りになっている方が弦がフレットに触れることが無くなる。
ただし、私はやはり少しでも反っている状態は好きではない。
なので、真っすぐにしている。 その分は弦高は若干高めに設定する。
高めと言っても、ギリギリ弦を爪弾いた時にフレットに当たらない程度まで下げる。 今回は12フレット位置で、1弦で1.3mm程度、6弦で1.5mm程度の設定にした。 これは一円硬貨が1.5mmなので、1円硬貨を使用して、隙間を確認している。 弦高を測定する専用のスケールも販売されているけど、まっ、そうした専用のスケールを敢えて使用しなくても、1円硬貨や10円硬貨などでも十分に確認は可能であるし、この方が確認しやすい。
1円硬貨をフレットと弦の隙間に入れるとほぼその隙間加減が解るのだ。
さて、フレットの反りは完全に出来た。 次は弦高の調整だ。 これはサドルのナットを回転させて、弦が載っているサドルを上下させることで簡単に出来る。 回転方向は時計廻りで下げる、反時計回りで上げる事が可能だ。
当初、反対に回転させていたので、少し無駄な時間が掛かった。
しかし、まっ、誰でも簡単に出来る作業なので、自分でやる人がほとんどだろう。 これはエレキなどは構造的に自分で出来るので、ありがたい。
これがクラシックやフォークなどのようなアコギは無理で、サドルを削って下げる以外には方法がない。 なので、なかなか素人では無理がある。
私はアコギに関しては弦を交換する時に少しずつ削って、低くしているけど、それでもペーパーでサドルを削るのは意外と大変な作業なので、これは専門のリペアショップなどで調整してもらうのがベストだろう。
さて、次はノブの高さを揃える。 はじめはノブの取り付けナットを緩めて、高さを変える必要が有ると思っていたけど、結局はノブの差し込み具合が甘かっただけで、押し込んだらほとんど4個のノブの高さは揃ってしまった。
なんだ~~、ただの差し込み不足なんだ~と、少し安堵したのである。
なぜなら、これは結構面倒だと思っていたので、単純に押し込むだけで治ったので、まっ、良かった。
さて、それで、レスポールは完全な調整完了となった。
音はフルアコのようなメローな音までには出来ないけど、それでもクリーントーンでジャズやポピュラー曲ならとても良い音だ。
サスティーンも効いてるので、アコギにはない余韻がなかなか魅力的だろう。
ジャズの練習ももちろんだけど、ポピュラー曲の練習(ソロギター教本の練習もフルアコ、レスポールでした方が楽しい)もとても大切だと思った。
これは教本には基本的なギターの知識が丁寧に組み込まれているので、とても上達するには必須なギター理論を学べる。 
なので、これからジャズを練習する時間の半分はポピュラー曲の練習に当てようと思った。 弾きたい曲が沢山あるので、クラシックと同様にとても弾いていると楽しい。
ジャズはまだまだ私には敷居が高いような気がしているので、もう少し基本的なギターのテクニックや知識を学ぼうと思っている。