summer diary

日記らしきページ

台風14号

2021年09月18日 | Weblog
 夏日が過ぎた頃にいきなり台風が上陸した。 今年は例年より夏の暑さを感じることもなく、平均気温は30度を超える程度だった。
8月後半からは雨模様の日々が続き、まるで梅雨時のような天候だった。9月に入ってからもあまり快晴の天候には恵まれていない。
日照時間が短いなどの影響で、野菜の価格も高騰している。
気温は低いけど、湿度が高い日が続き、エアコンのドライ機能で部屋の湿気を取る日が続く。   
今朝も朝から少しドライ運転をしている。 今日は仕事は休みなので、台風でも特に私は影響はない。 この愛知県は昨夜から今朝までに雨風が強かったけど、まっ、台風と言う程の事も無かった。
私の住む地域(地域と言うか、私の住宅地と言うか)は高台にあり、周辺にも高い山とか崖とかは全くない場所なので、こうした自然災害(地震以外)に見舞われた経験もなければ、そうした災害が起こる可能性もほとんど皆無と言ってもいいだろう。
ただし、住宅から離れている幹線道路やこの場所からどこかに行く時には影響はあるだろう。 この時間(午前9時前)の台風はまだ雨は降っている。
それでも、風は少し弱まり、雨の量も多くはない。 予報では午前中には台風は通り抜け、夕方には晴れ間も出る予報だ。
今日は出かける予定もないし、雨も降っているので、どうしても必要ではない限りは家で過ごすことにしている。 
昨日、フラメンコギターの弦が到着したので、今日は弦を交換しようと思って居る。 まだ3か月は経過していないけど、まっ、少し早めに交換しようと思った。 今回は初めて使用する弦なので、期待している音かどうか? これまで使用していた弦との違いも気になる。 
この弦が良ければ、これからフラメンコギターの弦はこれに決めようと思う。
弦の構成を見ると、1弦、2弦がナイロン弦のニュークリスタル、3弦がアリアンス弦、4弦~6弦は通常のナイロン巻弦。
実際には他の弦との材質や生産工程などでの弦の音の差があるのだろう。
クリエイションのようなカーボン弦を使用しているようには思えないけど、このT50Rの弦の構成などを調べても意外と分からい。
サバレスの公式を探して調べようとしてもこれが見つからない。
まっ、セット弦にはフランス語で明記されているけど、フランス語なので、解らない。 4~5弦が巻弦だと言うことは分かるけど、その種類が分からない。 まっ、それは兎も角、実際に音を聞くまではちょっと想像できないのである。 
これまで、サバレスの弦はニュークリスタル、アリアンス、クリエイションを使用したので、サバレス弦の特長はある程度は分かっている。
どの種類でも凡そ同じ傾向だし、それほどの違いは感じる事はないのである。
ノーマルとハイテンションの違いは若干あるような気もするけど、大きな差異を感じるようなことはなかった。
他にダダリオ弦も以前は使用していたので、ダダリオ弦との比較で考えると、私のギターに合うのはサバレス弦だと思う。 現在、クラシックギターにはダダリオを張っているけど、私の好みとはちょっと違い気がしている。
音量などは確かにサバレス弦よりもあるような気もするけど、全体的に落ち着きが無い気もする。 音の切れの良さはサバレス弦が軍配が上がるし、弾き易さもサバレス弦の方が私は好きだ。
なので、この先はサバレス弦以外は使用することはないだろう。
以前、ハナバッハも使用してみたけど、価格が高いからと言って、決して音は期待したような事は無かった。 所謂、クラシック弦の特長をそのままだろうと思うけど、私の弦にはあまり相性は良くなかった印象だ。
どうしても、音に切れの良さを求めているので、音量はあるけど、音の雑味は要らない。 透明ですっきりとした音が好みなので、そうした事を考慮すると、サバレス弦が最も好みの音を出してくれる。 
耐久性もダダリオなどよりもあると思うし、ある程度の劣化した状態でも、音自体の遜色を感じることもない。 

さて、クラシックはある程度弾けるようになった気もする。 (もちろん、まだまだ、初心者レベルで、中級レベルを練習中だ)
今はフルアコでジャズを練習しているので、今日は持っているアンプの調整をして、望む音を探そうと思って居る。
私の持っているアンプはYamahaのGA15Ⅱと言うコンパクトアンプだ。
価格は6000円弱。 この程度のアンプで満足する音を出せるだろうか?
しかし、家で演奏するには必要にして十分なパワーである。
後はジャズ独特のメローな音が出るかどうかだろう。 決して悪くはないと思っているし、数万円するようなアンプを購入しても、宝の持ち腐れだろう。
ロックのように歪を求めている訳でもないし、エフェクターをしようして、いろんな音質を出したいとも思って居ないので、出来る限りフルアコの生音をそのまま出るアンプで十分なのである。
そうした事を考慮してこのシンプルなアンプを選択した。 実際に使用感は良い。 ノイズもほとんど無いし、綺麗な音だと思って居る。
これにはGAINも搭載されているけど、使用する機会はあまりない。
ソリッドエレキを使用する時に少しだけ使用することもあるけど、普段はエレアコかフルアコでの使用なので、正直、歪は要らない。 
今日は少し音を出しながら、各音のレベルを調整して好みの音になる場所を探そうと思って居る。 
どんなアンプでも、各音の調整をどの程度に合わせるのかで全く音は変わる。
しかも、かなりシビアな調整で自分好みの音を出せるだろうと思う。 
もちろん、ギター側の調整も欠かせないし、そうした微妙な調整をして、思って居る音を見つける事が大切だろう。
むやみに高額なアンプを購入する必要はない。
もちろん、ノイズなどが気になるレベルなら問題だろう。
しかし、最近のアンプは凡そその性能は変わることもないだろう。 真空管なら特徴的な音だけど、デジタルアンプならほとんど差は無い。 
まだジャズに関しては初心者の初心者レベルなので、そもそも、フルアコの音に拘るようなレベルになるまでには数年必要だ。 今は、基本的なコードを身に着けること、スタンダードのソロ曲を練習している。
初心者向けの教本を進めながら、ソロ曲を練習している。
これは本当に楽しい。 ジャズなどは音楽理論も勉強する必要はあるだろうけど、今は理論よりもジャズらしい音を出し、ジャズらしいテンポ、ジャズ特有のスイングのリズムなどを身に着けることが優先だ。
クラシックとは明らかにその違いを感じるし、将来はアドリブソロも弾けるようになりたい。 コンピング(バッキング(伴奏))も覚えて、コンピングとソロを自由に組み合わせて、自分の思っているようにギターが弾けたらそんなに楽しいことはないだろう。 
ジャズを始めたのはそうした理由で、クラシックなどのように、決められた音符を丁寧に弾くだけではなく、自由に自分のイメージで弾くことが私の目指すギターでもある。
もちろん、クラシックは私のメインでもあるけど、ジャズも私のメインにしたい。 そのほかにもポピュラー曲をソロで弾くことも楽しいし、フラメンコも魅力だ。 ギターはいろんな奏法があるし、いろんなジャンルがあるので、生涯続けても飽きることもないし、どのまでも上達する先がある。
ギターの最も良いと思える点は、年齢に関係なく継続することが出来ること。 場所がそれほど必要ない事(自宅の自分の部屋でも十分に出来る。)
音量もそれほど大きくないので、戸建ての家なら近隣への騒音もあまり気にすることもない。(勿論、深夜などは自粛するけど) ギター自体の価格もそれほど高額ではない。 ある程度のギター(10万円前後)でも必要十分な音色だし、作りも良い。 メンテナンスがほとんど要らない。(弦の劣化で交換する必要はあるけど、3か月程度は使用可能だ。)弦以外のメンテナンスはほとんど要らないと言っても良いだろう。 普段から綺麗に磨き、丁寧に使用する限りは生涯使用することは可能だろう。
仮に不具合がある場合でも、調整などのメンテをする事も出来るし、あまりお金が掛かることもない。
さらに、ギターの良い点はまだある。 それは天候に左右されることはない。 室内で自分の部屋でいつでも弾こうと思えば弾ける。 夜遅い時間でない限りは集合住宅は別だろうけど、一戸建ての住宅ならそれほど近隣への迷惑になることも少ない。 夏場はエアコンの効いた部屋で、冬は暖房の効いた部屋で、快適な空間で弾ける。
さらに、特にレッスンを受ける必要は無い。 独学でもある程度のレベルまでは十分に弾けるだろう。 各種の教則本や模範演奏などで勉強できるし、独学は独学でしか得る事が出来ないメリットだってある。
レッスンを受けることが出来る人なら、レッスンを受ける事はギターの上達にはとても良いだろう。 私のようにそんなにお金に余裕が無い人間にはレッスンはあまりにも高額だ。 
それと、その時間も必要になる。 以前にも書いたけど、レッスンを仕事にしている人からすると、レッスンの金額は決して無駄ではないと言う。
しかし、月に数分程度のレッスンで数万円ものレッスン料はあまりにも高額だ。 各種教本を数冊購入しても2,3回分のレッスン料でも相当な数が購入することが出来る。 今では動画サイトでも無料で見る事も可能だし、本当にギターが上達したい人は独学でも十分に上達する為に必要な基礎を身に着ける事は可能だ。 私も本格的にギターを始めてからまだ1年強程度だ。
それでも、カルカッシ教則本の中等科まで来ている。 この本は3部に分かれていて、3年程度で卒業することが可能なレベルだ。 
なので、今の所は順調に進捗出来ている。 
しかも、それ以外にポピュラー曲のソロ、ジャズの練習も平行して進めているので、それ以上の進捗だと言えるだろう。
独学でもこの程度なら進めるので、決して独学だからギターの上達は出来ないと思うことはない。 
ギターの練習は、第一にその弾く時間だ。 上達するためにはそれなりに多くの練習時間が必要だ。 どれほど効果的で模範的な事を教えてもらっていたとしても、練習量に比例して上達する。 
ギターは知識だけでは上達することは絶対にない。 私は休日は5時間以上。 勤務明けなどで午後からでも3時間程度はギターの練習をしている。
週に最低でも15時間程度、出来る時は20時間程度をギターの練習に当てている。 月の目標練習時間は80時間に設定している。 
これは仕事をしていてもこの時間を練習する事が出来る。
ましてや、毎日家で過ごすことが出来るようになると、週30時間、月に120時間程度は練習する時間が出来るだろう。
平日に時間が取れない人は休日に日に5時間以上は練習することは必須だろう。 さらに、日に15分程度でも弾くことが必須だ。
ギターは毎日弾くことがとても効果的で、それは記憶する事も重要だし、指が覚える事も毎日弾くことで記憶を出来る限り継続することも出来る。
ギターの上達は完全に曲を覚えて、譜面を見る事もなく弾けるようになってから、始めてそこから上達するのである。 
譜面を見ながら出ないと弾けないレベルはまだギターを上達する為に必要な準備中である。 曲を完全に覚えるまでは準備段階で、完全に覚えてから、始めて、指の位置や音の出し方、スムーズな運指、より効果的な移動のタイミングや弦の押える力加減や曲調を意識して曲として魅力的な演奏などを考える事が可能なる。 なので、最初は兎も角、出来る限り完全に覚える事。
この時は音符を間違いなく弾くこと、押える指も指定されているならその通りに押える。 さらには、無駄な運指がないか確認して、しっかりと確実に押えているか、さらには右指の指定、左手の形なども確認して、無理がないか、必要以上に力が入っていないかなどなど。 
そうした詳細を自分でしっかりと確認して弾くことを意識することだろう。
さらに、曲の中でやり難い難所をクリアーするために、何度も同じ個所を練習する事が肝心だ。 10回、50回、100回、200回。
兎も角、スムーズに弾けるまで何度でも繰り返すこと以外にはギターの上達はあり得ない。 ギターの上達には特別なコツもない。 特別な方法論もないのである。 ともかく、スムーズに無理なく弾けるまで何度でも弾くこと以外には上達する特別な要素はない。
これはプロギタリストでも同じだ。 プロギタリスト達は私のような趣味で弾いている人の数十倍、数百倍もの練習量を熟している。
おそらく、素人が想像している以上にギターと過ごす時間を人生で費やしている。 それも、幼い頃(3歳ごろから)から毎日数時間もの時間をギターを弾いて育った人達である。 
当然だけど、そうしたプロギタリスト達は考えるまでもなく、完全に身体で覚えているし、素人のような練習はしていないだろう。 
私もギターを弾いていて、常に上達するために必要な要素を模索しているけど、それは自分の特長を忘れてはいけない。 自分の性格、指の特長、身体の特長や、自分が求めているギターで弾く音楽と言う物。
そうした事を常に考えながら弾くことが必須だ。