むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

団扇と内輪 (萬鶴)

2011-08-25 | 書道

いろいろと縁があって、フィンランド国タンペレ市より招へいされ(渡航費はこっち持ち)、職員を派遣することになりました。

武蔵野市・福祉公社・社会福祉協議会の若手職員3名が福祉の先進国と言われている北欧で、日本(武蔵野市)の福祉について学会発表するのです。

これは大変光栄な事柄だと思います。

実は、何年か前にタンペレ市の福祉関係者が武蔵野市を来訪されました。

その時にある施設の床の間に掛けられた萬鶴が書きました軸に目が止ったようです。

対応していた担当者から差し上げても良いかと連絡がありましたので、記念に差し上げますよとお答えしました・・・。

 

そして、9月10日にいよいよ職員が出発します。

職員から土産は何が良いのかと相談を受けました。

軽くて日本らしいお土産・・・。

 

そこで、吉野大巨先生に無理なお願いをしちゃいました。

 

 

電話でその旨をお伝えしたところ、こころよくお引き受けいただきました。

団扇を4枚も提供していただきました。

 

 

そして、書かれている意味が分かるように、裏には説明文も・・・。

ありがとうございます。

ちなみに、フィンランドの外気温は20度以下ですので暑い国ではありません。

美術品として飾っていただくのもよろしいかと思います。

 

 

説明文を書かれている先生です。

左手の置き方がちょっといつもと違いますね。

 

 

実はお孫さんを抱っこして、書かれていました。

昨年の8月20日生まれだったでしょうか。(私の日記にはそう書かれています)

先生より大物?に育っていただきたいものですね。

 

内輪の話でした。

 

(萬鶴)


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