むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

松が明ける

2015-01-10 | 書道

9日にお稽古場に行ってまいりました。

昨年末とは異なり、広くなったような気がします。

清々しいですね。

 

 

窓側にお正月飾りがあり、周辺がきれいに片付いていました。

松が明けました。

正月気分はここまでにして、本格稼働に入る節目なのでしょう。

 

 

お知り合いの方からいただいた、彫り物とのことです。

「日利大吉」

ところで、「利」と言う字の意味を調べてみました。

とし。

すらりと刃が通って、鋭いさま。

すらりと運ぶさま。

都合よく運ぶさま。

 もうけ。 もうける。

都合よいと考える。

 きく。ききめがある。

役にたつ。

と言う意味がありました。

私の座右の銘は「漁夫の利」です。(笑)

字の由来などを調べてみるのも楽しいものです。

 

 

先日、縁側で撮った写真です。

日記帳に花のしおりを挟んでみました。

 

 

実用的ではありませんが、ちょっとした和みを感じます。

穏やかな時の流れも感じます。

書にも、何かを感じることが重要なのかも知れませんね。

大吉・・・

安泰・・・

穏やかな年になって欲しいものです。

 

(萬 鶴) 〆