むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

巨大な印影

2013-06-13 | 書道

書を始める前には目にも止めなかった新聞記事に、興味を持つようになりました。

6月12日 朝日新聞の夕刊です。

大きなタイトルには「なぜ印影が巨大なのか」と書かれています。

 

 

美の歴史書308に次のように紹介されています。

名前 : 「秋夜名月」 

生年 : 1817年(文化14年)

体格 : 縦82.8cm × 横168cm

素材 : 絹本に墨

生みの親 :  谷文晁(たに ぶんちょう)

宝暦13年9月9日(1763年10月15日) - 天保11年12月14日( 1841年1月6日))は、江戸時代後期の日本の画家。

親の経歴 : 江戸に生まれ、渡辺玄対らに師事し、松平定信に認められた。

狩野派や大和絵・・・

 

歴史書って、こんな風に書くのですね。

 

 

 

しかし、横162cmの作品で、印章の大きさは30cmくらいになるのでしょう。

こう言うのは落款とは異なるのかな?

今、篆刻に興味を持っていますので、予備段階として指導を受けています。

先日、吉野大巨先生からも、「石峯先生の印影作品」を2枚(天・地)いただきました。

次回はこれをご紹介したいと思います。

 

萬 鶴