むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

墨華書道展にいってきました(鶴嶺)

2012-04-19 | 書道

本日は墨華書道展に行って参りました。

この1週間いろいろと忙しく動き回っていたので、書展を見に行く時間が取れるか気がかり

だったのですが、何とか間隙をぬってお伺いすることができました。

 丁度お昼時にお伺いしたので、皆さんランチに出かけられていたようです。

受付にはいつもお稽古でご一緒させていただいている、聴泉さんがいらっしゃいました。

写真も撮らせていただいたのですが・・・・ご本人のご意向により掲載は控えさせていただきました。

撮影が不慣れなもので、会場の雰囲気は画像として表現できていませんが

墨友会の皆様の作品と桑原翠邦先生の作品を中心に撮影してきました。

先ずは桑原翠邦先生の作品です。

会場の一番奥に飾られているものですが、これを撮影していると何やら気配が・・・

そう、吉野大巨先生が鶴嶺のところに来てくださりマンツーマンでこれら翠邦先生の作品の

解説をしてくださいました。マンツーマンですよ!マンツーマン。

解説によりますと、これは翠邦先生が20代の頃の作品だそうです。

今回は年代順に展示されており、その順に画像を掲載してみることにしました。

これは33歳頃の作品だそうです。

続いてこの3点。

年代ごとに雅号や雅印が異なっていたり、表現が異なっていたりと・・・

「清美」 きよみ

「翠邦 道人」 すいほうどうじん  「翠邦 道」 すいほうどうエル大巨先生がそうおっしゃってました

「魚目 道人」 ぎょもくどうじん 「魚目」 ぎょもく

これは36歳頃の作品

そして42歳頃の作品

一番左の作品は45歳。全日本書芸文化院の会長になられた年の作品だそうです。

更に時代は進み50歳代でしょうか?

真ん中の「春光満眼」には 書宗 新年 会長と記されています。

書宗院の新年号の冊子を飾った書だったのかも知れません。

続いて各先生方のそろい踏みです。

右から 浅沼一道先生、宮本旭水先生、そして吉野大巨先生です。

さらに右から桑原翠邦先生2本、比田井天来先生、川谷尚亭先生です。

     

そして気になったのがこの2点、いつもお稽古でご一緒させていただいている

素湖さん左側の作品。聴泉さん右側の作品です。

 

お待たせいたしました。

いよいよ「むさしの墨友会」の皆様の作品をご紹介いたします。

なお、豪鶴さん、岑鶴さんの作品は明日からの展示とのことで拝見することができませんでした。

先ずは

東鶴さんの作品です。

そして彩翠さん。リボンがついてました。

つづいて宗鶴さん。あ!リボンが。

これは佐藤昌翠さん。昌翠さんもリボンがついてます。

そして、ここぞの集中力でリボンを獲得した萬鶴さん。

競書などは一切提出せず、一点集中とか。

座右の銘は「たなぼた」とのことですが・・・いやいや実力ですよ萬鶴さん!

そして鶴城さん。萬鶴さんの良きライバル?不登校仲間。

お互いに抜け駆けは許さないとか。

実力者の禮〇さん。

そして、不肖わたくし鶴嶺の駄作となります。

一生懸命にやってはいるのですが・・・成長の歩みはかたつむり。

それでも、書を学ぶことの楽しさ、奥深さを少しでも感じることが出来るようになったのは

大きな進歩だなあ~っと感じつつ会場を後にしました。

最後になってしまいましたが、入賞された皆様おめでとうございます。