むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

浅沼一道先生 田原市「潮音寺展」  吉野大巨 (萬鶴代筆)

2011-12-01 | 書道

前段で・・・。

先日、奈良誰々展の出展作品をお出しするため、吉野先生の携帯電話に入れました。

何回かのコール音の後、「ハイ吉野です。今 渥美半島で大蛤を食べようとしているところですよ」とのことです。

そして、翌日には帰京されるとのことですので、お教室にお伺いしました。

そこで、先生より潮音寺特別記念企画展 「比田井天来から淺沼一道へ」のお話しをお聞きしました。

また、この内容をブログにアップしてもらえれば幸いとのことでしたので、お引き受け(代筆)いたしました。

 

平成23年11月27日(日)

愛知県田原市福江町 潮音寺檀信徒会館において、特別記念企画展が開催されました。

 

現代書道の父とよばれる書家、比田井天来と出子の作品を集めた企画展「比田井天来から浅沼一道へ」です。

比田井天来先生(明治5年~昭和14年)は、現代書道の黎明期に「書は芸術である」と主張し、学書の方法論を一新して現書壇の礎を築きました。

潮音寺には、比田井天来先生の高弟である桑原翆邦先生、又その高弟である淺沼一道先生 の三代の作品があり、この度表記の展示会が企画されたものです。

天来先生の屏風一双を中心に三師の作品が展示され、初日に淺沼先生による作品解説並びに講演会が開かれました。

そして 淺沼一道先生などによる「作品揮毫会」と続きました。

 

 

東海日日新聞(2011、11月28日)

講話参加者は100名を越え、東京からは遠藤史佰・井上素山・堂山駕龍・松井渓泉・仁平渓舟・長坂蒼苑・坂本江華・吉野大巨。

愛知からは清水竹水・岐阜から吉田玄峰・吉田聖生等が参加いたしました。(敬称略)

初日は淺沼先生が参加者の前で筆をとり、禅語などをしたためました。

 

いただいた資料から代筆させていただきました。(萬鶴)