先日、仕事の帰りのJR電車内、いつもよりかなり混んでいました。
当方は、車両の一番後ろのドアの前に立っていました。
両サイドの座席(4人用)は 「優先座席」 で中高年の人たちが座っていて、寝てる人、本を読んでる人と様々です。
すると、途中の駅から乗ってきた50代ぐらいの男性が、人をかき分け優先座席の方に向かってきました。
「どなたか、優先座席を譲ってくれませんか?」と大きな声で頼んでいます。
その男性を見ると、杖を持っていて足を引きずっていましたので、どうも足がご不自由のようです。
男性の声が聞こえたか聞こえなかったか分かりませんが、優先座席の8人は反応がなく誰も立ち上がりません。
すかさず男性は再度、「席を譲ってもらえませんか?」と先程より大きな声で叫んでいます。
やっと、座席の奥にいた男性が立ち上がってくれました。
お年寄り、妊婦さん、赤ちゃんを抱いたお母さん、体がご不自由な方等、優先座席で席を譲られている姿をあまり見かけません。
「優先座席」って、当方も含めて皆さん座っているし、たまに学生さんも堂々と利用しているし、あまり有効に活用されていない気がします。
車掌もいつもアナウンスしていますが、もうマンネリで効果がないかと思います。
何か違う方法で利用者にアピールする必要があるかもしれません。
優先座席に座る以上、利用したい人がくるかもしれないという意識は常に持っていることは必要だと思います。
イッシー