東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

風に乗って山形寒河江の名刹へ 本山慈恩寺

2017-06-01 | Weblog


 
 先日は自転車で仙台から蔵王背稜山脈の関山峠トンネルを抜け、山形県寒河江市へ行った。ただ自転車のダイエットだけではもったいないので、以前から気になっていた名刹、本山慈恩寺へ行った。運のいいことに地元のボランティアの方に説明して頂いた。

 慈恩寺は奈良時代西暦724年の創建と非常に長い歴史がある。藤原氏や大江氏の時代を経て現在に至っている。宗派も法相宗、真言宗、天台宗などと変遷があり現在は本山慈恩寺を名乗っている。慈悲深き古仏、秘仏、壁画が数多くありその歴史と希少価値に圧倒された。最盛期には幕府の直轄地になり2800石の領地があったという。なぜ中央から離れているのに直轄領だったのかと問うと、付近から砂金が多く採れたそうで、最近では上流にダムができて採れなくなったそうだ。東北の重要な拠点は金の産出に深くかかわっているところが多いことで納得した次第です。火山マグマ、断層と水流の関係と金の産出は地勢と深く関連している。
 
 お寺のあとは山形市から電車で帰った。メジャーリーグの先発ピッチャーの投球数が100球を越えるとリリーフへと繋ぐように、走行距離が100kmを越えて再び山越えは億劫なのでボクは電車のリリーフを仰いだのだった。もちろん距離の単位kmと投球数には何の関係もないので非科学的といえばそれまでですが...

 慈恩寺や新緑縫って蔵王越え

コメント
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