東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

仙台宗教音楽合唱団 デビュー

2011-01-16 | Weblog
 昨日は仙台宗教音楽合唱団のコンサート、義妹が出演するというのでカミさんといっしょに行った。開催場所は仙台市旭ヶ丘にある仙台青年文化センターで、仙台宗教音楽合唱団は100名近くの大合唱団だ。管弦楽は山形交響楽団、そういえば山響は音がいいという評判だ。演題はモーツアルトのレクイエム、レビン版60分の大作だった。

 さてモーツアルトのレクイエム、小生は先入観も無く聞き入った。合唱には広がりがありハーモニーが心地よく押し寄せてきた。独唱と合唱が波のように重なりあい荘厳な響きに引き込まれた。モーツアルトの最期の曲といわれているが、やはりモーツアルトらしいバイオリンの旋律がくるくると重なりあう。ボクは合唱と管弦楽の全体を塊として夢見心地で捉えていたのだが、カミさんは100人以上の合唱の中で妹の声をはっきり分別できたという。

 思い起こせば数年前、招待を受けて以来、コーラスの先生としてわが親族では有名だった柳村先生が、仙台NHKの仙台放送合唱団に所属しておられ、義妹もコーラスをしていると話したところ、先生からお誘いを受けたが、仙台放送合唱団はレベルが高いと二の足を踏んでいるうちに、コーラスの先生は既に北海道に帰ってしまった。その後、義妹は思うところあってか人脈によるのか、いつの間にか仙台宗教音楽合唱団という大合唱団に所属していた。

 さてレクイエムは死者の安息を神に願うのだが、ボクは音楽とは無縁な生活を何十年も送ってきて、一生のうちあと何回コンサートに行くのかな、ハーモニーもこんな素直で感動もモーツアルトもいいものだ、安息を願われる前に楽しく暮らそうなどと、邪念しきりで聴き入っていました。

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