東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

木曽の森林 COP10 名古屋議定書 

2010-10-30 | Weblog


 先週はCO2固定の機能に関し、森林の有効活用の調査で長野県の木曾に行った。研究会の幹事さんの事前の準備も完璧で、中部森林管理局の渡邊企画官と同じく木曽森林管理署の中村課長にご案内を頂いた。



 やはり森林のプロフェッショナルの方の経験と知識は奥が深く、伺うことすべてに説得力があり言葉の端々にも裏づけされた道理があり理解が深まる。木曽五木のヒノキ、アスナロ、コウヤマキ、ネズコ、サワラのこと、御樋代木(ミヒシロキ)、御船代木(ミフナシロキ)など御神木など木曽の山が伊勢につながっていることなど、歴史的な背景があることを再認識した。それに加えて今後の展開では、地球温暖化対策でCO2固定や森林活性化のために木材を循環させて森林を生かすことが特に必要で、土止めなど治山事業ではコンクリートや鉄に代わり木材を使用して生かす試みを先駆的に始めていた。



 帰途は名古屋のCOP10生物多様性フェアに立ち寄った。企業が積極的に関与し取り組みが非常に速いことに感銘を受けた。企業の社会的責任CSRの観点からは地球温暖化対策と生物多様性はセットになって動き出していることが表面に出てきたことが印象的だった。

 さて、そのCOP10も最終日を迎え、今日30日の未明にやっと一応の決着をみた。ポイントは「名古屋議定書」と「愛知ターゲット」。日経新聞によれば、名古屋議定書は過去の生物資源の利益配分を認めないこと、生物資源の派生物を含む余地があること、不正取得の審査機関を設置すること。愛知ターゲットでは2020年までに陸の17%、海の10%を保護区にすること、絶滅危惧種を強化すること。これらの合意は今後暫くは生物資源に対する世界の規範となることでしょう。

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松島ハーフマラソン 初級走った

2010-10-11 | Weblog
 昨日は松島ハーフマラソンに参加した。ハーフマラソンは約 21km その他に初級コース?があり、それぞれ 10km 5km 3kmの距離で男女別にある。まず初級編ということで 5kmにエントリーし、何とか完走できた。

 ランニングの大会に出るのは20年ぶりぐらいだ。二子玉川の東急田園都市線を背景に多摩川沿いに自分が走っている写真が残っている。名前は正確に覚えていないが川崎市民駅伝だった。職場のランニングクラブが急遽編成されてエントリーし、小生はメンバーが足りないからと誘われ 5kmぐらいを担当し走っている。仲間のうちには富士登山マラソンに参加していい成績を残す本格的なランナーもいた。時には会社の昼休みに職場の建物から造船所の先端まで走っていた。



 さて久し振りに走った感想は、走るのと歩くのでは随分違うということ。レースになると追い抜かれるのがしゃくなので、一生懸命走ってしまうことだ。高校のクラブの練習やマラソン大会を思い出す。水泳もテニスも最近はご無沙汰なので息がきれて苦しかった。ほかには大会を運営するノウハウや、ランナーをマイクロチップで計時するなどモーダルシフトの貨物輸送システムや宅急便のようで大変興味を持った。

 最初のうちは走っている途中でケイタイを使って写真を撮ったり、遅れて応援に来たカミサンに連絡を取ったりしていたが1kmも進むともう走るので精一杯だった。ゴールに近づいて「あと600m!」とケイタイで連絡したが、小生を見つけられなかったようで、残念ながらゴールの写真は無しということで終了。


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