東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

春のうららの・・・ 

2008-04-13 | Weblog
先日は少しゆったりとした休日を、ということで偶然に高橋知歌さんのミニコンサートに立ち寄った。幾つかの小曲を歌われたが、張り、つや、のびがある声、確かな音程、それに豊かな表情と若さがある。ひと声聴いただけでも高度な訓練を受けたことが解る。大変な努力もしたのでしょう。独唱からピアノの弾き語りに移ったときも、ペダルやマイクの位置を確かめ、背筋を伸ばし、ちょっとした準備にも緊張感がある。ベテランのジャズメンなら軽く入って途中で修正し、徐々にスイングするところですが、若い方なのでこんな緊張感もいいですね。
曲も進んだところで、高名な舞踊家とお弟子さんがその場に来ておられ、お弟子さんが皆さんに勧められ、飛び入りで歌に合わせて踊りはじめた。普通の観客のように見えた人が、踊りを始めた途端、別人のようにからだ全体の表現が生きて来て、その場の雰囲気が変わる。たぶん何十年も研鑽を積んだのでしょう、そんな人だけが持つ強さ、美しさ、生命力がある。踊りは生きものです。表情と指の先からつま先まで全てが生きています。

また偶然ですがいい邂逅がありました。春のうららの隅田川・・・月並みな表現ですが芸に年齢は関係ありません。「努力をした人だけが生き残る」ということでしょうか。
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蔵王地蔵岳から松島へ

2008-04-02 | Weblog
 今はもう春、久しぶりの休日は名残雪を惜しみつつ蔵王へスキーに行った。お気に入りの黒姫平を拠点に地蔵岳山頂に立ち、そこからダウンヒルを4本、途中で急勾配のパラダイスコースで何本か遊んで一気に下る。
 今回の冬はひどい風邪をこじらせて始まり、非常に落ち込んだ。周りの人々や元気な学生、小生の年甲斐も無い愚痴を聞いてくれた同僚の方々のお陰で何とか立て直した。2月以降は就職対策、会議、入試、出張が連続した。3月末にはパリのルーブルで暫しの休息をと思ったが叶わず、そうだ蔵王にしようと天候回復を待った。

 今回は少々飛ばしても転倒せず、ラッキー、ついてるねと思いながら最終回のダウンヒル急降下、快調と思いきや何の変哲も無い緩斜面の入り口であえなくすっ飛び前倒しの顔面制動、原因は午後の日当たりの良い斜面で緩急の雪質が混じって交差し、気の緩み、足腰の疲労で、不覚! それはさておき、自分の身辺環境の再構築がやっと軌道に乗ってきた。当日は蔵王の地蔵岳から松島へ直行してリラックス。松島やああ松島や松島や(R)
 
 さて、明日から入学式と新学期、気合を入れて頑張るぞ!
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