東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

9月のルーティーン

2022-09-29 | バイク・山歩き
残暑があるとはいえ季節は秋
自分の行動を振り返ると季節によってパターン化している
9月の行動はルーティンのようだ


9月は穗高上高地
8月は人であふれる
9月になると山は静かになり涼しくなる


ジャンダルムの頂上にて
標高3163m
あたりは霧に覆われている
ジャンダルムの天使の向こうは柱状節理の断崖絶壁
高低差300m以上の垂直壁




ロバの耳とジャンダルム
少しのあいだ霧が抜けた
事故も無く帰った
慎重に慎重に!
遊びも命懸け




お彼岸は墓参り



瑞巌寺造営当時1605年ごろ
松島に水主(かこ)が来た
静岡和歌山愛媛から多くの人が来たとのこと

以前から五島列島、瀬戸内、和歌山、房総と石巻、三陸沿岸など人種的に共通点があると感じていた
水主衆とは淡路でいう船乗り(ふなのり)のことだ
魚を捕り船を操る
もともと南方系の民族が黒潮に乗って来た



水主衆の家



瑞巌寺と円通院
旬海は松島の料理屋



瑞巌寺入口
何度も拝観しているので今回もパス


定番
松島の瑞巌寺ほどの・・・



9月は栗の季節
いつもの栗拾い





少し栗拾いをして
あとは栗ご飯



蔵王の御釜
頂上まで車で行ける
車を置いて熊野岳周辺を2~3時間の散歩
カミさんのお供です



御釜周辺で少し蒸気があった
硫黄臭がする
あまり無いことだと思うが



熊野岳から山形上ノ山方面を望む
斎藤茂吉は上ノ山出身
熊野岳頂上に歌碑がある

数年前、ご子息の北杜夫氏の講演が山形で開催予定のことがあった
ボクも参加する予定だった
その後、北杜夫氏の体調不良で講演会が中止になった
そのまま回復されることなく他界された

ボクが若い頃は北杜夫氏のファンだった
ドクトルマンボウの軽妙さ
「楡家の人々」など長編小説もいい

あれが最後のチャンスだった



御釜でリラックス
パジャマ代わりのトレーナーのまま来た

火口湖を見ると御岳山の爆発のことを想像する
生と死の境界はどこにでもある



運動不足の時は仙台近郊の泉ケ岳
往復4時間程度の足慣らし


泉ケ岳頂上
遠足の小学生集団が来た

麓では幼稚園の遠足



たまには自転車
仙台空港まで往復
震災後10年を経て自転車道路が整備された



空港パーキング
空港送迎つきだと一日600円
送迎なしで200円
関西に行くときはここがいい



空港の誘導灯下
背景は蔵王連山
自転車で往復3時間
距離は60km程度
いい運動になります


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天狗沢からジャンダルム セカンドラブ

2022-09-14 | バイク・山歩き
一昨日9月12日、穂高の岳沢小屋から天狗沢を詰めてジャンダルムに登り、奥穂高岳まで行った。いつものことながら単独、ソロの山行で自分自身と向き合うひとときです。

この天狗沢は2018年9月、天狗のコル(鞍部)経由で畳岩尾根の途中まで登り、キャップの占め忘れで水筒の水をほとんど無くしてしまい、断念して同じルートの天狗沢を下りた苦い経験がある。

翌年2019年9月は同じ天狗沢のルートを上りジャンダルムに登り、奥穂高岳(奥穂)まで行った。上高地、岳沢小屋、天狗沢、天狗のコル、畳岩尾根ノ頭、コブ尾根ノ頭、ジャンダルム、ロバの耳、馬の背、奥穂のルートだった。快晴ですばらしく天気が良かった日に恵まれた。ジャンダルムの頂上で新潟の男女のクライマーと遭遇したのが印象的で、昨日のことのように鮮明に蘇る。

2020年9月は西穂山荘から西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭、天狗のコル、天狗沢から岳沢小屋、上高地のルートだった。天狗のコルから天狗沢を下降するルートは西穂奥穂の縦走路のエスケープルートと呼ばれ、天候悪化時の唯一の避難路だが、急勾配のガレ場の下降はかなり神経を使う。

2021年は奥穂からジャンダルム経由で西穂に縦走する予定だったが、穂高岳山荘まで来て、天候悪化のために断念した。

さて今年2022年は、2019年と同じルートで3年ぶりにジャンダルムを目指した。体力的にも厳しいかなと思いながらも完登できたのはラッキーでした。一応は山行記録として残しておきます。

岳沢小屋から天狗沢の入口

天狗沢下部 草付きの沢
天狗のコルが見える


天狗沢上部
勾配が徐々に厳しくなってくる。

天狗沢上部
天狗のコルが見える

このあたりは急勾配で、岩屑の上に乗るとズルズルと滑り落ち、落石が始まるので、写真右側の畳岩の一枚岩と岩屑の境界線を登るか、逆層になっている一枚岩の上に手足のホールドを見つけて進むと良い。



天狗のコル
西穂奥穂の縦走路
飛騨側の笠ヶ岳が見える
ここで休憩

天狗のコルから天狗沢を見下ろす

写真左が畳岩の一枚岩地帯
右が天狗の頭の断崖
下降ルートは左側の畳岩とガレ場の境界付近を通る

一昨年2020年はこの地帯で震度6クラスの群発地震が頻発しており、落石が多く下りのルートは明瞭でなかった。今年の登りは白ペンキ丸印も整備され人の踏跡が残っていて迷うことはなかった。

天狗沢の登り始めは前後に誰一人見かけなかったが、天狗のコルで休憩していると同じルートから若い人が追いついてきた。驚くほどリュックが小さく日帰りとのことで装備は軽快で、ボクの小屋泊まりの装備は重いなと反省したところです。


天狗の頭方面
西穂方面へ向かうソロの登山者



畳岩尾根に向かう

畳岩尾根の登り


畳岩尾根の上部
霧が出てきた


コブ尾根ノ頭からジャンダルムを望む

霧の中から一瞬の間ジャンダルムが眼前に現れる。
畳岩尾根からコブ尾根にかけて白ペンキの丸印がほとんどなく、霧がもっと深くなるとルートファインディングが難しくなる。


余談だが、天狗沢の登りはきつい。こんなとき昔の歌が蘇える。
「セカンドラブ」1982年 中森明菜うた 来生たかお作曲 来生えつこ作詞:

恋も二度目なら 少しは上手に
愛のメッセージ 伝えたい
・・・
・・・

1982年当時はシラケの時代だったと思う。来生作品は甘く切なく淡々と慰めるようなメロディラインが特徴だった。

この当時、ボクは茨城県東海村の原子力研究所に出向しており、快く受け入れて頂いた研究室の方々とIさんやMさんという個性的で天才的な同僚(今でも尊敬し御恩に感謝しています)に触発され、恵まれた環境で研究の面白さに開眼し、テーマをまとめていた。
Transient analysis of blowdown thrust force under PWR LOCA  

また同時にテニスにも目覚め、東海村テニス選手権ダブルスで準優勝したのも楽しい思い出だ。もちろんパートナーのOさんの力量の御陰ですが・・・。

振り返ると、来生姉弟は1981年薬師丸ひろこ「セーラー服と機関銃」でヒットを飛ばしたのは覚えている。翌年1982年「セカンドラブ」に至るのだが、熱烈なファンでないもののメディアから流れる音楽が自然と脳内に焼き付けられ、歌詞も冒頭しか覚えていないのに、40年前の記憶がよみがえる。

・・・
ジャンダルムも二度目なら 少しは上手に
愛のメッセージ 伝えたい
・・・
・・・


ジャンダルムの天使と再会

頂上には後から来た単独行の大柄の男性と2人しかいなかったので、スマホでお互いの写真を撮りあった


ジャンダルム
霧中で休憩

ジャンダルム
北側から望む

ジャンダルム
ロバの耳方面から望む
写真下端にオレンジ色のヘルメットの単独行者が見える
これから登ろうとしています



ロバの耳 下り
オレンジ色のヘルメットの人が写真上部のところまで登っていた


馬の背

ここを越えれば奥穂高
舗装道路のように歩きやすい登山道に続く


奥穂高岳 山頂に到着


上高地は天国

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天売島と焼尻島

2022-09-03 | 旅・趣味・自転車ほか

羽幌港発 焼尻(やぎしり)島 天売(てうり)島へ

天売(てうり)島へフェリー着岸

天売島行きのフェリーは北海道北西岸の羽幌から出航する
7月下旬に行った
北海道バイク周遊は今回で3回目
今回の北海道島巡りは天売(てうり)島と焼尻(やぎしり)島
当日のフェリーは予約オーバーでバイクは乗船できなかった

そこでバイクは羽幌港に置いて単身でフェリーに乗った
天売島では原付バイクをレンタルし、焼尻島では電動アシスト自転車を借りた
両島とも大きな島でないのでレンタル自転車で十分だ
フェリーでバイクを持ち込むのはソロでも騒々しい
結果的には島内で自転車をレンタルするのが正解だ

天売島 赤岩灯台

天売島 赤岩
天売島の北西岸は断崖絶壁で海鳥の一大繁殖地

天売島 赤岩付近

天売島 赤岩付近





天売島 かぶと岩付近

焼尻島 鷹の巣園地から天売島を望む

焼尻島 テント場は人里から離れている

焼尻島 ペリー来航の5年前に米国の捕鯨船が焼尻島に上陸している 1848年


焼尻島にて

コメント (2)
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