東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

すずめの戸締まり

2022-12-29 | 安全保障
新海誠監督のアニメ映画
先月11月の公開初期に観た
何の先入観もなく白紙の状態で観た

大災害のもとになる暴れオバケを要石で封印することに奔走するのだが、主人公が駆け抜けるルートがどうも見覚えのある場所が多かった。宮崎を発して佐多岬半島、八幡浜など中央構造線沿いに進み、鳴門海峡大橋、明石海峡大橋を経て神戸までのルートは10月の四国バイク旅行で通過したばかりだった。果てはお茶の水聖橋、気仙沼手前の道の駅大谷海岸まで、今年も全て行ったばかりだ。それだけこまめに遊んでいるということか?



神戸の六甲山は実家に帰る度に、王子公園から青谷道を登り摩耶山や六甲山によく行ったものだ。六甲はもちろんなじみのある場所だが、新幹線の新神戸駅に至っては少し不便なため地元の人以外には凄くマイナーな駅で、通常は新大阪まで電車で行くことが多い。子供が小さい頃は新横浜から新神戸まで行き、タクシーかバスで家まで帰ったものだ。映画「すずめの戸締まり」は物語の展開と地理の確認作業が入り交じり、既視感が重畳する何とも不思議で心踊るも弾みっぱなしの映画だった。

以前に紹介した諏訪敦彦監督 の映画「風の電話」では震災後、主人公の少女が広島に転居したあと、被災した故郷の岩手の大槌まで自分探しの旅に戻るのだが、「すずめの戸締まり」では宮崎から中央構造線付近を通り、気仙沼手前の大谷海岸から岩手の三陸海岸付近まで来ている。やはり大震災後の心情的な解決を定めきれないことが、長く後を引いているのだろう。

この映画を観ながらふと脳裏に浮かんだことは、ウクライナのことはどうするということ。
第二次世界大戦の轍を踏まないことを祈る。
プーチンや習近平の強権政治はナチスと同様にカリスマが滅亡するまで10年以上も続くのか?
第二次世界大戦のように何千万人も死者がでるまで続くのか?
核兵器を使用するのか?
人為的な侵略を防ぐ要石が今こそ必要でないのか?
バックドアを早く閉めよう!

佐多岬半島

佐多岬半島と伊方原子力発電所

大鳴門橋
対岸は徳島県

大鳴門橋

明石海峡大橋


対岸は須磨と神戸、六甲山


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