東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

子規の格闘

2022-11-14 | 歴史散歩
四国 松山城



松山城
「坂の上の雲」 ロケ地


正岡子規は俳句で新しい世界を築き上げ、結核と格闘し34歳の生涯を閉じた。
今回、バイクでの四国駆け足の旅では松山城で子規を偲び、帰りの途中で奈良の法隆寺に立ち寄った。

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 (子規)

あまりにも有名な句であるが、恐れ多いことながら素人の感想だが、子規の作でなければ駄作として埋もれていたかも知れぬ。子規は文字通り血を吐きながら古都奈良の旅を続けた。その背景と旅の重みを知ると、もの凄い生命の叫びが怒濤のように響いてくる。生の一瞬の輝きがそこにある。


奈良 法隆寺


法隆寺 五重塔




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊方原子力発電所 | トップ | 渋沢栄一記念館 血洗島 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tkgmzt2902)
2022-11-17 07:52:29
昨晩のNHK「歴史探偵」が正岡子規でした。ぼんやりしていた子規の輪郭をはっきりさせてくれた面白い解説でした。
「坂の上の雲」はタイトルだけでも希望を持たせてくれる本でした。
返信する
Unknown (sstkbe320)
2022-11-17 10:58:46
そうなのですか。素人で申し訳けないですが、575に言葉を選定し詰め込むのは至難の業ですね。
返信する

コメントを投稿

歴史散歩」カテゴリの最新記事