(どらみが)大失態を犯して師匠に三行半を突きつけられて十日後の事。
日々師匠から口もきいてもらえず、用事も言いつけられなかったが、それでも"どらみ"は毎日師匠の家にやってきて、何気なく食事のあとに、弟弟子の食器を片付けようとした、その時…
(どうらく師匠)「"どらみ"!なにしてるんだ!
なぜ弟弟子の食器をお前が片付けるんだ!!
たとえ年下であっても、お前はこいつの上にいるんだぞ!
"どらいち"に『片付けろ』と指図するのがお前の役目じゃないのか!
お前はこいつになんでも言いつけろ!
しくじれば叱れ!
ただし、こいつに聞かれた事はなんでも答えろ!
なんでも教えてやれ!
人の上に立つというのは、そういうことだ!
わかったか!!」
中略
「お前もだ"どらいち"!
太鼓を教えてくれた姐弟子に、お前は食器を片付けさせようってのか!
大体、姐弟子よりのんびり飯食ってる見習いがどこにいる!!
まったくどいつもこいつも!情けねえ!」
(どらみ)「ありがとうございました!」
「師匠に叱られた。やっと叱って貰えた。。十日目にやっと…。」
日々師匠から口もきいてもらえず、用事も言いつけられなかったが、それでも"どらみ"は毎日師匠の家にやってきて、何気なく食事のあとに、弟弟子の食器を片付けようとした、その時…
(どうらく師匠)「"どらみ"!なにしてるんだ!
なぜ弟弟子の食器をお前が片付けるんだ!!
たとえ年下であっても、お前はこいつの上にいるんだぞ!
"どらいち"に『片付けろ』と指図するのがお前の役目じゃないのか!
お前はこいつになんでも言いつけろ!
しくじれば叱れ!
ただし、こいつに聞かれた事はなんでも答えろ!
なんでも教えてやれ!
人の上に立つというのは、そういうことだ!
わかったか!!」
中略
「お前もだ"どらいち"!
太鼓を教えてくれた姐弟子に、お前は食器を片付けさせようってのか!
大体、姐弟子よりのんびり飯食ってる見習いがどこにいる!!
まったくどいつもこいつも!情けねえ!」
(どらみ)「ありがとうございました!」
「師匠に叱られた。やっと叱って貰えた。。十日目にやっと…。」