競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

自己満足だけでは足りない

2014年05月26日 | 中京大学ネタ

この弁当箱のゴミは綺麗にまとめられて、他のゴミまで捨てられるようにスペースまで空いています。

八事学舎を中心としたダンスサークルの皆さんです。

今回、このゴミ出しを指示したのは左端に写っている三宅君です。ダンスサークルR.A.Fの代表です。

好きだからダンスをするのは当たり前なのでしょうが、周りからダンスを評価されるためには自己満足だけではいけません。
周りの評価が必要です。
自分では上手く踊れているつもりでも、仲間からダメ出しが出る事が普通にあるでしょう。
「ここはこうした方が良いよ。」
といった事を受け入れられるかがポイントです。

批判と捉えるのではなく、アドバイスと捉える者は成長していきます。
批判と捉え、自分自身を成長させることを停止させてしまったものは、自己満足の世界で生きていくしかない訳です。
自己満足だけでは決して認めてもらえません。

マイペース

2014年05月23日 | 個人ネタ
昨日、皆に伝えた内容です。

「マイペースは良い意味でのマイペースを守って下さい。
周りがやらなくなったことでも、自分はマイペースを守ってやり続ける、といった事です。
周りがしっかりとチームの為に動いているのに、人の為にやっているのに、私は自分のペースがあるんだから、好きな事をさせてもらう、というのは悪いマイペースです。」

これらは必ず社会人になった時に活きてきます。


学年を重ねる、歳を重ねるとはワガママを重ねることではなく、周りに気配りが出来ること。
人に慕われ、人に頼られる学年になりつつありますね。

流れに逆らい泳ぐ事

2014年05月11日 | 水泳

陸上部とのコラボ練でした。
職場の関係上、私自身様々なスポーツと触れ合う機会が増え、更にはそのスポーツの指導者とも意見交換する機会が増えました。
水泳と陸上は筋肉への負担が違うので、全て同じ考えでは無理が生じますが、基本的な点は同じです。

現在の能力のギリギリのところでトレーニングを繰り返す、ということです。
何も考えないで、何の負担も感じないで出来るようになったのならば、次は何かを考え、負担を感じ、出来ない事を出来るようにする、また意識しないでも出来るようにする、という事です。

陸上部の女子は、別次元の人間でした。
やることなすこと、水泳部の女子がいくら真剣にやっても、そこには届かない、という世界にいました。
良く耳にする「やる時はやる」という言葉ですが、この世界を知ると「やる気になってもやれない」と思ってしまいます。

ではなぜこんな消極的な話をしたかというと、やる気がどうのとか、その気になればとか、を軽々しく口にしてはいけないよ、ということです。

青戸コーチが
「100mを追求すると、最後にはいよいよ0.1秒が遠くなる世界がある。そこにいくと軽々しくタイムが出るとかを口に出来なくなる。」
と言っていましたが、まさにその通りです。
ボクシングでも一階級違うだけで全然パンチの重さが違う、といっていましたが、それは、絞りに絞って、更には水分まで絞り出して100gさえ落ちない、という事をやっているからです。
1kgや2kgの体重を簡単に落とせるような状態の者が「軽々しく100gなんて簡単に落とせる」などと言ってはいけないのです。

テクニックはもちろん大切です。
しかしそれは時に、周りを納得させやすい言い訳にもなり易いのです。
もっと他にもやれる事があるはずです。
でもそれは実は周りには見えにくい取り組みかもしれません。
誰も見ていないから誰も褒めてはくれません。
だけれども実はそこが一番大切なのではないでしょうか?
褒められるからやる、褒められないからやらない、という程度のモチベーションでは自分越えは出来ないと思います。

毎シーズン毎にトレーニングには変化をつけています。どんなに上手くいった年があっても決して同じ事を繰り返したりはしません。
100年前の世界記録は今の学生は練習中のインターバルで繰り返し泳ぐ事が出来るからです。
歩みを止めては衰退です。
いえ、もっと酷かも知れません。
川の流れに逆らって泳いでいるようなものかも知れません。
泳ぎを休むと川に流され、その先には大きな滝壺があり、落ちてしまう、そんなイメージかも知れません。
必死に激しい流れに打ち勝つ、そんな気持ちを常に持ち取り組んで欲しいものです。
やってやろうぜ。

目的を持て

2014年05月07日 | 水泳

訳あってこの1週間程、室伏さんと一緒にいることが多かったのですが、印象に残ったのは「目的」を持て、というものでした。
目的がないとブレますよ、と。

良い時は問題ないですが、悪い時に元に戻せなくなりますよ、と。

世界一を目指すのに、なぜそんな事を考えているのか?と。
新車が欲しい?
彼女(彼氏)が欲しい?
10年後も同じモノを欲しいのですか?
それ(モノ)が目的なら上手くいくはずがない、と。

次々と新しいモノを、次々と新しい環境を、次々と目標を与えなければ今を取り組む事が出来ないなんて、世界で戦うなんて無理ですよ、と。

投擲種目(パワー種目)で日本人が世界一は無理だ、と言われていた時代(今もですね。。)に、黙々と突き進んで世界一を取った男の生の声。

中京大の学生の中でどれだけ自分の可能性を信じられるか。

目的を持てば
「もういい加減諦めたら?」
と周りに言われても、それでもコツコツと突き進む事が出来る。
それだけのパワーがある。
目的を持て。

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me