競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

世界短水路100m決勝直前W-up

2012年12月25日 | 水泳

モロゾフ選手(20歳)身長 180cm、 体重 73kg ※オリンピック時より大きいのでしょうか?

50m自由形 20.55

ロンドン五輪金メダリストのマナドゥ選手を抑え優勝。

100m自由形 45.65(前半21.48 後半24.17)

2位との差は1秒15。。このレベルの選手の戦いで1秒以上の差とは。

 

モロゾフ選手の体つきとしては、比較すると断然マナドゥ選手が大きい(199cm)ですが、何よりもの静かで「秘めた闘志」みたいなものは計り知れないものがあります。

今後は強い者や高い壁に挑む姿を身に付けなければ、こんな「規格外」の選手に一蹴されてしまいます。

「さあ勝負しよう!」と言われた時に「俺のホームプールでならいいよ!」「じゃあ君の3秒前にスタートするね!」なんて言っていられない訳だから。笑

自分のやりやすい事をやるのは、誰もが出来るのは当たり前で、やりにくい状況での「考え方」を「どう思考するのか?」ということがこれからは必要になっていくし、ここが変わる事が「強くなる」条件でもある。

 

世界短水路100m決勝直前W-up

これらのW-upを知っても、実践できなきゃ意味がないし、以前も書いたかもしれないが手品のタネを知っていても、それを表現できなきゃ「超1流のマジシャン」にはなれないのと同じです。

今日は気分が良いからやるけれど、気分が乗らないからやらない、では遠回りしてしまっているのでしょうね。 

アイスバス

肉体的ストレスの軽減はあるでしょうが、精神的負担が大きいような。。

普段から慣れておかないと。

HSPを増やすにしても「40°のお風呂に15分」はそう簡単に達成できないですしね。笑

徐々に慣らす事が必要です。

中京でも1部の者が使用しているケアのグッズは比較的多くの選手が使用していました。

普段やっていない事を試合でやり、普段やっている事を試合でやらない。

その時点で普段とは違うのです。

合宿が大切なのではなく、普段の練習、普段の生活が実は一番大切です。

普段、ケアを怠り、トレーニングを怠り、遅刻をし、挨拶もせず、合宿の時だけ、試合の時だけやろうとしても「ボロ」がでるだけです。

それらを試合の時だけやろうとする事、それが「ストレス」なのだからです。

人前で話すのが苦手な人でさえ、常に話をしていたら出来るようになります。

一番大切なのはいろんな経験をプラスに変えて水泳を通して人間性を高める、ということです。

速さを追求し、しかし、そこから何を学べるか?

否定語の多い文章だ。笑


not enough

2012年12月20日 | 水泳
今回、ドクターとの話の中で、国家試験までに一日10時間は勉強を続けて医者になれた、という話があった。(ただし、合格という結果が出たら、そんなに勉強する必要は無かったと思えるだろうし、しかし、受験前ともなればそれだけ勉強しても足りないと思えるだろう。)

競泳の場合、ほとんどが一回の練習時間は2時間であり(おそらくは世界的にもそうだと思うが)、週の練習回数は10回くらいだろう。

目標を達成したい!と強烈に思っても、一日10時間の練習をする訳でもなく、その日の練習が上手くいかなくても練習は終了するのだ。
一回や二回、今日くらい、一週間くらい、今年くらい。
そう思ってやらなくてもベスト更新はするのだろうし、もしかしたら当初立てた目標くらいならば達成するのだろう。
けれど周りはどうだろう?
世界は動いている。

常に練習やレースでチャレンジしていた自分が、いつからかチャレンジしなくなった自分を「伸び盛りだったから」という言葉で誤魔化していないか?

ロクテは伸び盛り?
寺川選手は?
松田選手は?
アービンは?
ハンセンは?
室伏選手は?
伸び盛り?

少なくともこの人達が活躍しているのは努力しているからであって、一般的に言われている伸び盛りなんていう時期はとうに過ぎ去っている。

「まだまだ足りない」と思いながら日々を過ごせたらより高い場所にいけるだろうな。

ロクテ選手は世界短水路の表彰式の後にメダルを地元の子供にあげていました。
この行為は日本的にはNOなのでしょうが、ロクテ選手曰く「自分が小さな時に憧れた選手にサインを拒まれた。明らかに理由はないのに。だから私はそうはならずに夢を与えたい。」という事を言っていた。

ロクテ選手は昔から速かった、強かったのではなく、ごく普通の少年が努力して強くなっていったのだ。

not enough
まだまだ足りない
そう思えたなら
まだまだ強くなれる

徒然トレーニング

2012年12月08日 | 水泳
スポンジトレーニングで思う事。
スポンジの本数が3本の者から10本(もう11本がいる?)の者までが、同じ距離を泳ぐ事は不平等なのだろうか?
そもそも競泳は階級制ではないスポーツだから、競技結果に平等、不平等を持ち出す事はナンセンス。
スポンジの本数が多いのは何故か?
単純な話「強くなるため」。

ただ気をつけるべき事は、「やっていれば強くなる」と思ってしまう事。

そんな魔法は存在しない。
一時的に能力は向上してもその効果が継続される事はない。

サークル、本数、ターゲットタイム、ストローク数、一日にまたは週に何回行うか、などといったトレーニング変数を意図的に変化させて、トレーニング効果を期待しているのです。

3週間不在にしますが、ぜひトレーニングの基本のチャレンジする事を忘れずに取り組んで、また大学で逞しくなったみんなの姿をみたいと思います。

体調崩すなよーーーー!

HSP

2012年12月04日 | 水泳
「生物の体は、ストレスが加わると、それに対して細胞を守ろうとするタンパク質が作られる。
熱ストレスによって作られるHSP(ヒートショックプロテイン)は、筋肉細胞などの修復を促しらナチュラルキラー細胞を活性化して免疫力まで高める効果が指摘されている。」
「炭酸泉なら、毛細血管が開いて温まりやすい。40度で20分入れば、2日後に効果的にHSPが増える。」
「試合の2日前に入っておけば、筋肉が疲れにくく持久力も上がる。」
松田直樹理学療法士
【注意事項】
練習もせずに、風呂に入って、「持久力が上がらない!」などと訳のわからない事を言わない事。笑

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me