競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

有間

2015年03月26日 | 個人ネタ
「十八世紀の哲学者・カントは「『啓蒙』とは何か」を問い、「人間が自ら招いた未成年の状態から抜け出ることである。」「未成年の状態とは、他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことができないということである。人間が未成年の状態にあるのは、理性がないからではなく、他人の指示を仰がないと自分の理性を使う決意も勇気も持てないからである。」として「知る勇気を持て」と言っています。
大学での学びや仲間との交流で培ってきた知識や理性、情熱こそが新しい環境での羅針盤となります。勇気を持って、進んでください。」

上記の言葉は北川学長の卒業式式辞の一節です。

水泳部では社会に出る前に4年間の間に述べ200名近く(1年生から4年生にかけて)の様々な価値観を持った人達と過ごす事になります。
その中で自分を見失わずに、しかし、集団の中の一員である、事を成すには決して一人の力では弱過ぎるということを学ぶことが出来たと思います。

また学長はこのようにも言われました。
「いつの時代でも、若者は時代を動かしてきました。世間を知らない若者、とよく言われ ますが、そうではありません。世間を知らないからこそ社会を動かせるのです。明治維新の一大勢力となったのは、都から遠くにあり、旧来の権威に囚われない「世間知らずのよそ者」でありました。ある意味では、一途に進む「馬鹿者」でもあった「若者」だったのです。しかし、戦争の時代では、理不尽さを一身に背負い、過酷な運命にさらされたのも、 また若者でした。君たち若者に時代の盛衰、希望や平和の帰趨は託されているのです。」

総合優勝をしたのは君達でもあるし、でももう君達はいない。
君達はこれからは自分自身の人生を輝かせて欲しいし、周りの人を照らす希望の光になって欲しいと思います。
残った後輩達がまた総合優勝に向けて同じように悩み抜いてまた大きく成長するのを見守って欲しいと思います。

有間は入学して長い間、トップチームとは違う場所で日々繰り返し練習していた。
腐らずにやるべき事を忘れずにコツコツと続けてきた。イサケンと同じくインターハイでは決勝にも残っていない有間が最後の年にインカレの100m自由形の決勝に残ったのはやはり、積み重ねた努力の量だった。
この努力を次は自分の人生に活かしてください。
君ならやれる。

またなイサケン

2015年03月24日 | 個人ネタ

伊澤君が卒業していきました。
インターハイも決勝に残っていないイサケンが、努力を重ねてインカレの表彰台に乗ってくれて、中京大学の優勝に貢献してくれました。
私の練習は毎日、毎回のようにストレスが高く、イサケンのように筋肉量の多い選手には苦しいことが多かったと思いますが、チームの為に一切泣き言を言わなかった事が、彼を予想以上に強くしたのだと思います。
インカレが終わって少し迷いもあったとは思いますが、先日後輩がグズグズしている時に声を掛けてくれたと報告を受けました。
本当にありがとう。
速さと強さを兼ね備えた選手になれたと思いますし、4月からは水泳の速さが通用しない世界に身を置くことになります。
これは誰もが通る道です。
でも今迄もこれからも友人を仲間を大切に出来るイサケンはこれから楽しい人生が待っていますよ。
とはいえ、社会人で水泳は続ける訳だから、速さは追求してくださいね。笑
どちらにせよ、ユニバーシアードには行こうよ。
日本代表はやっぱり良いぞ。
次は日本代表で指導出来るのを楽しみにしてるよ。
またな。

Yevgeny Sadovyi - 'The Water King' | Barcelona 1992 Olympics

2015年03月23日 | 水泳

Yevgeny Sadovyi - 'The Water King' | Barcelona 1992 Olympics

「試合前の準備(練習、トレーニング)というのをするのですけれども、私はちょっと違った意見を持っております。

もしある人が30mを15秒で泳いだとします。そしてその人が1.5kgの重りをつけた場合に、20秒で泳いだとします。2ヶ月のトレーニング後に同じように測定します。何もつけないで泳いだら15秒で泳ぎ、そして重りをつけたら17秒で泳ぐことができたとします。

そしてこの場合に、これだけ上がったのだからかなり良い成果が上がるんじゃないかという風に思われるかもしれません。しかしこの数値が必ずしも良い結果には導きはしないのです。というのはつまり、流体力学的な形が変形していると、良い結果が得られないということです。

反対にもしある一人のスポーツマンが最初は15秒で、そしてその次に1.5kgの重りをつけて泳いだ、その時に20秒で泳いだ。そしてその次に2ヶ月のトレーニングを終わって次に14秒で泳いだ。そして重りをつけた場合の数値はあまり変わらなかったとしたら、これはこちらの方が、より流体力学的な変化が少なかったということで、より良い結果が出てくるということになります。」(ビクトール・オブディエンコ)

迷ったら大前提に戻ることが大切。

競泳は「速く泳ぐ」ことが大前提。

トレーニングをデザインするときに「速く」泳げるかどうかが重要。

 追記
23年前、19歳のサドウィは当時はもちろんVパンだったことも忘れないでほしいですね。

兼ね備えた選手

2015年03月22日 | 個人ネタ

中京大学硬式野球部のワッペン
水泳部とどこが違うかといえば、1956年創部なのです。
サッカー部の監督さんから水泳部のネクタイもお褒め頂きました。
色々とやりたい事ばかりです。

私は、水泳の発展もそうですが、それと同時に梅村学園の発展に貢献したいです。
それが中京大学水泳部の発展にも繋がるわけですしね。
中京大学水泳部のお陰で今がある、という卒業生の皆さんも多いでしょうから、中京大学も水泳部も存続させなければいけませんし。

「日本代表のユニフォームを着て、足を揃えて胸を張り、背筋を伸ばして君が代を歌う」

近い将来、速さと強さと人間性を兼ね備えた選手をどんどん輩出したい。

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me