競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

ローランドスクーマン

2014年10月28日 | 中京大学ネタ

1年振りに再会しました。
ハードワークこそが上達の近道だ
と教えてくれた彼の泳ぎを見れたことは、私自身のモチベーションに繋がる。
実際、平泳ぎの泳速そのものは日本人の方でも数名上回っていました。
しかし勝ったのはスクーマン。
スタート、ターン、タッチ。
まだまだ33歳の彼に勝つにはやるべきことが多い。

低強度で効果を出すには

2014年10月22日 | 中京大学ネタ
高強度はイメージしやすい。
最高速、最大努力、最大負荷など。
中強度、低強度は妥協しやすい。
最大努力以下は中強度、低強度であるし、下限に限りは無いので、時にダウンスイムさえ低強度の部類に入ってしまう。
現在よりも強くなることがトレーニングの条件ならば、強度の定義は「破壊行為」しかない。
どれだけ破壊出来たか?それこそが強度である。
トレーニング効果を出す行為が強度である。
弱度なんてのは無い。
高弱度、中弱度、低弱度なんてのは無いが、実際のトレーニングにはそんな指標が存在する気がする。
先日も「そんな練習を4年間続けても強くなるはずがない!」と声を荒げたが、トレーニング指標が強度ではなく弱度で練習をしているのではないか?とさえ感じる内容だったからだ。

しかし、昨日は良い練習をしていた。
低強度を理解出来ていた練習だった。

25mを1本、11秒で泳いだら練習終了。
と言われたら「少し頑張れは楽勝!」と思うことだろう。これがまさに「低強度」である。
1本なら楽勝なのだから、強度は低い。

それを40本やる訳だから、40本目には身体は悲鳴をあげている。
(この時点でオールアウト出来るとなお良い。)これが低強度で効果を出す、ということだ。

レースで100mで50秒かかると、「失敗した。。」と思うのだが、練習のレペティションで50秒だと「大満足!」なのだから、これは実は中強度である。
中強度だからこそ、一本で終わってはトレーニング効果は出ないのだ。

トレーニング効果を確かめるには中強度トレーニングがベストであると思う。
次のトレーニングに移行するタイミング、次の強度を設定する為にベストである。

また、もしもスキルトレーニングが低強度だと感じるならば、古い神経細胞を破壊して新しい神経を繋ぐべく(新しいテクニック、出来ないテクニックができるようになること)頭の高強度トレーニングをしなければいけない。
「(何も意識せずに)出来ることの反復練習」はいつの日か、いや、早い段階で慣れが生じ、成長を阻害する。
しかもそれに気づいた時には手遅れなのだから始末が悪い。

そういう意味で、上級生のトレーニングは非常に素晴らしい。
頑張れよ

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me