オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

けろろ監禁事件

2010年04月26日 22時08分52秒 | オンマの話
あれは去年の12月、子ども達の個人懇談の為にへ行った日のことだった。

娘の懇談が終わり、息子の教室へ移動中、息子の同級生の母、Aさんからが来た。

「こんにちは~。今日懇談来てる?音楽会の写真って、どこに貼りだしてあったっけ?」

はぁ?何だ、このメール?

「今から懇談入ります。写真あるで」

と、返事だけ送り、息子の教室へ。

無事に懇談が終わり、校門に向かう私の後ろから「けろろさーん」と大声で私を呼ぶ声が。

振りむくと、Aさんがすごい形相で私を手招きしていた

「何なん、さっきのメール?写真貼ってある場所なんかすぐ分かったやろ?」
「いいから、ちょっと来て!」
「…何よ?」
「いーからっ!」

正門入ったらすぐにある、クラブハウスに入って行くAさん。

なんとなぁ~くと思いながら入ると、後ろで扉が閉められた

はっっこのメンツはっ

Aさん、Kさん、Yさんの3人が、私を取り囲むように立っていた

「まぁ、立ち話も何やから、けろろさん、靴脱いで入ってきて」
「…何なん?」聞きながらも、この時点で大体の予想はついたのだが

「先日の運営委員会で来年度の総務役員の投票があってんけども、そこでけろろさんの名前があがりました」
「; ̄ロ ̄)!!あんたらやろ?!書いたのん!!」
「違う違う!」3人が一斉に首を横に振った←あたしは今でも疑っているけど。

「ただ名前があがったってだけで誰でもなれるもんじゃなくて、そこから教頭先生と校長先生に太鼓判もらった人やから、こうして交渉してるわけやねん」
「教頭も校長も、あたしのことなんか知らんやん
「けろろさん、そんなん言うけどな、今まで学級役員の選挙、みんなくじ逃れてきたやろ?」
「うん。」
「今、ここでこの話逃れても、学級役員絶対入るで
「; ̄ロ ̄)!!」
「5年生の親なんか、ほとんど経験して免除なってるで。仮にY君とこで外れても、Yちゃんあと4年、くじ逃れることは不可能やで」
※うちの学校は、役員を2年すると、6年間免除されます。つまり、今2年総務役員をしておけば、娘が卒業するまで、役員は免除ということなんです

「ほんでもな、あたし、仕事してるしぃ~…あ。
「大丈夫。みんな他の人がフォローしてくれるから」Kさんは大手銀行員さんでございました

「それにな、ここだけの話、会長があと2年で退任するみたいやねん。会長が変わったら結構大変やでぇ。今の会長がやってる間にやったj方がやと思うわぁ」
「どっかで聞いた話やなぁ。あんた、そない言うたらあたしが踊らされるとでも思ってんの?」←子ども会の時この人のこんな言葉に踊らされたけろろ

「いやマジで無理やからっ。あたし、そんなキャラちゃうのん、あんたらが一番知ってるやん」
「そんなことないよぉ」
「けろろさんが向いてなかったら、他に向いてる人なんかおらんやんか」
「ほんまよ。あたしらだって、向いてる人間なんか、誰ひとりおらんで」

「そんなん、あたし引きこんだって、あんたらはもう終わりやんかぁ
「そんなん、けろろさん引きこんで逃げるなんてことせぇへん!」
「そうや、ちゃんと責任もって見届けるから」
「できる限りフォローするよ」

1対3は、あまりにも分が悪い

これでもかと最後にヒキョーな一言を言ってやった。

「でもぉ~あたしぃ~、日本人ちゃうしぃ~
「はいはい
「何人だろーが、4年もここ通わしとったら、十分分かってるやろぉ?」
「そんな言い訳通用せぇへんで」


外はもう真っ暗。

何だか、私がゴネて駄々こねてるかのような錯覚に陥った

「なぁ、ここで絶対返事せなあかんの?」
「そんなことないよ。まだ考える時間はあるよ」
「ただ、明日から毎日あたしらけろろさんち説得に行くけどな

「とにかく、あたしが返事せな、あんたらも帰られへんねんよなぁ
「まぁね」「でも、それは全然。当然悩むもんね」
「みんな、木曜モックン(○イエーの特売日)行かなあかんよな」
「ははは」「でも、けろろさん、ほんま心配せんでも大丈夫やから」
「分かった。お受けします」





そして、今日。

明日のPTA定期総会のリハーサルと、会場作りに行ってきたわけです

     明日、あの前の席に、私は座ります。

もう、後にはひけません…




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