オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

「ずっとロムってましたが…」

2010年04月03日 15時25分00秒 | オンマの話
私が愛読している(笑)発言小町でよく使われている言葉です



で、何をロムってたかというと…この問題です↓

支給可否の判断は都道府県に 朝鮮学校の就学支援金(共同通信) - goo ニュース



ここからは、あくまでも私個人の思ってることなんで、「在日の人の思ってること」ととらえないでくださいね





ぶっちゃけ…多くの同胞の批判を覚悟で言いますが。

ほんの一瞬だけ

「日本の学校入れて、よかったーっっ!!」と思ってしまいました



が。



こう見えても、朝鮮学校を卒業した者のはしくれとして、物申したいと思います

とは言っても、私が卒業してからウン十年もたつので、現在の状況は分からないこともありますが…



朝鮮学校は、種別では「各種学校」つまり、専門学校と同じ扱いになってます。

なので、通学定期は、学割がききませんでした。

もちろん、授業料は私立学校なみに高いです

親になった今、自分の親が大変な思いをして入れてくれてたんだなぁ、と思います。

じゃぁ、何でそんなしんどい思いして朝鮮学校に入れるんでしょうか。



朝鮮学校の教育内容は、実は日本の学校とそんなに変わりません。

私たちの親の世代(在日2世)までは「帰国前提」とした内容になっていましたが、大分前から「日本永住」を基に、大幅に授業内容の改革が行われました。

もちろん、「あの総書記さん」の教育もありましたが、受けてる当の私たちは、どちらかと言えば冷ややかでした

第一、「祖国」と言ってはいますが、実は在日のほとんどは、ルーツは南、つまり韓国です。



便宜上、国籍を韓国に替える在日がここ数年で増えています。
実際、私も数年前まで国籍は「朝鮮」でしたが、両親が「韓国旅行に行きたい」という理由で家族全員一斉に「韓国」に替えました。

そんなもんなんです。「北」とか「南」とか言ってるけど、もともとは一つの国やったんですもん。


私たちの親は、そして私たちの世代も、子どもに望むのは

「日本に住んでも、自分のルーツに誇りをもってほしい」

これに尽きると思います。

だからこそ、自分の国の言葉で、自分の本名で教育を受けさせたのです。




だからね。

「朝鮮学校の高校無償化」と、「拉致問題」は、どうかかけ離して考えてもらいたいんですよね。

感覚的には「私立高校待遇」みたいなカンジで考えてもらえたら嬉しいなぁ、と個人的には思ってるんです。




ところで「じゃぁ、けろろは何で朝鮮学校に入れなかったの?」ってなっちゃいますよね…

うちを含み、在日で日本の公立校に入れている人は、それこそそれぞれ家庭の事情があると思います。

うちもアッパ君とそれこそ話し合いを重ねた結果の事でした。(具体的な事情はここでは割愛させていただきたく思います




でも、その前にっ

うちの子らが高校上がる頃まで、この制度続いてんの?

てか、うちの子ら、公立高校に進学できるんかいな


という基本的な疑問・難題が私の道をふさいでいるのです…




↓難しい話は苦手です…「ポチッと!」お願いします
blogram投票ボタン