岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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参院選結果からの教訓

2019-07-22 12:41:08 | 国際・政治
★夏の参院選が終わった。
 低投票率、明確な政策争点が見えない、比例当選の矛盾、与党VS野党とは・・・
考えさせられるべく、多くの問題が感じられた。
 低投票率はどの選挙を見ても昨今のトレンドのようである。48.8%は1995年に次いで2番目の低さ。
国民の選挙に対する意識が年々低下して、有権者の5割を切る状況を政治はしっかりと認識しなければならない。
 明確な政策論争は結局無かった。消費税、憲法改正・・・どの政党や候補者も何を有権者に訴えたいのか、日本が
どの様になっていくのか、あまりよくわからないという声を私の周りから聞こえた。選挙に勝つだけの訴えは有権者
の関心、投票行動に響かないようである。
 比例当選の仕組みが非常にわかりにくい。れいわ新撰組の山本太郎候補が964,966票得て落選、一方で10万票に届か
なくても当選、また特定枠当選って選挙制度を複雑にしている象徴のような仕組みではないだろうか?
 与党、野党の区別もわかりにくい。政策の差異,境界が理解しにくい。維新は野党なのか?
 国会議員の所属も選挙毎に変わり、名簿を見て、あれ?という候補者も何人か見受けられた。
やはり「選挙に落ちたらタダの人」にならないように生き残りを模索するのかな・・?
 しかし、選挙もN国のようにワンイシューを訴え議席を獲得、れいわ新撰組の募金4億円、2名当選により政党要件を
得る結果を見ると、これまでの選挙常識が通じない時代の先触れなのかもしれないと感じた。
 来る総選挙で日本の政治構図が大きく変わることがあるのか・・しっかりと見定めていこうと感じた!





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