2021年3月
ルンバルトはスランプを脱することができなかった。ルンバルト不在でヨーロピアンリーグ1回戦に臨まなければならない状況は非常に厳しい。
23節、バイエルン相手に前半からゴールラッシュで4得点。後半に2点返されるが、最後にバウアーがダイビングヘッドを決めてハットトリック達成。リーグ20得点に王手を掛けた。
ドイツ1部リーグ第23節
マンシャフト 5-2 バイエルン
(得点) 6分 バウアー(マンシャフト)
16分 G.ミューレン(マンシャフト)
25分 バウアー(マンシャフト)
31分 G.ミューレン(マンシャフト)
54分 メーメット・ショル(バイエルン)
89分 ビュスビー(バイエルン)
90分 バウアー(マンシャフト)
リンドバーグは3アシストで12アシスト。ベルント・シュナイダーと並んでアシストトップタイ。
いよいよ、ヨーロピアンリーグ決勝トーナメントが開幕。マンシャフトは万全でない布陣でレアル・マドリードと対戦する。
マンシャフトにも神がいるなら、レアル・マドリードにも神がいる。オランダ代表FWバステンもまたバウアーと同様、神の領域に入る選手だ。神の領域対決が早くも実現する。
両者、一進一退の攻防。41分にはバステンの意表を突くロングシュートをカーワンが片腕で弾く。CKのピンチもカーワンがキャッチした。後半はマンシャフトが押すが、レアルDF陣の守りが固くてまともに攻められない。
ゼルベルガー(何とか1点取れれば・・・)
71分、CKのチャンスでカロツが入る。そのカロツも普段ならダイビングヘッドで決めるところだが、レアルの選手の詰めが早くてヒットしなかった。
ゼルベルガー(さすがレアルだ。簡単には決めさせてくれない)
0-0のまま89分、やはり決めたのは、この男だった。
ゼルベルガー「おおっ・・・!」
疲れ切っているG.ミューレンが右で粘って出したボールをバウアーがノートラップでシュートを決めたのだ。
ヨーロピアンリーグ1回戦AWAY
レアル・マドリード 0-1 マンシャフト
(得点) 89分 バウアー(マンシャフト)
(警告) 80分 ビネガー(レアル・マドリード)
敵地で先勝。次は引き分け以上で初のベスト8進出となる。
ゼルベルガー(この時間帯で1点取って勝ったのは大きい。しかも、アウェイでの得点なら尚更だ)
第24節、昨季は優勝争いをしていたが、今季は13位と低迷しているレバークーゼンと対戦する。ルンバルトがいなくて守備力低下しているせいか、またも先制を許したマンシャフト。
だが、相手選手が1人退場したのを機に畳みかける。すぐに1-1の同点に追い付くと43分、バウアーがリーグ20得点目となるゴールを挙げて逆転。
ドイツ1部リーグ第24節
レバークーゼン 1-3 マンシャフト
(得点) 4分 ベラート(レバークーゼン)
22分 リンドバーグ(マンシャフト)
43分 バウアー(マンシャフト)
54分 G.ミューレン(マンシャフト)
(退場) 19分 スティーブ・チェルンドロ(レバークーゼン)