勝ち点3を取っておきたかったビーレフェルトに引き分けたマンシャフト。今度の相手はビーレフェルトよりも格上のシュツットガルトだが、ズルズルいかないためにも勝ち点3を取っておきたい。
シュツットガルト相手に何本ものシュートを浴びせるが、相手も必死に耐える。
だが、43分にバウアーのゴールで均衡を破った。
ドイツ1部リーグ第29節
シュツットガルト 0-3 マンシャフト
(得点) 43分 バウアー(マンシャフト)
53分 ヘルミ(マンシャフト)
86分 バウアー(マンシャフト)
(警告) 58分 フェルター(シュツットガルト)
バウアーは、またも評価点8.0。これまでに、こうも最高点を出した選手はいなかった。マンシャフトは14本のシュートを浴びせ、ビーレフェルト戦とは別のチームのようだった。
今度はヨーロピアンカップ準決勝第1戦。対戦相手はグループで同じだったバレンシアだ。直接対決ではマンシャフトが1-0で勝ち、グループ1位通過した。今度も同じように勝つことができるか。
だが、この日は勝手が違っていた。バレンシアの選手の動きがグループの時とは違って良く、マンシャフトは苦戦している。
ゼルベルガー(あの時、我々は本気で勝ちに行った。そして、バレンシアはグループ突破が決まっていたから調整試合だった。本気のバレンシアは、やはり強い)
15分、ラウールに押し込まれてバレンシアが先制。前半は1点ビハインドで折り返す。
だが、マンシャフトも65分にリンドバーグのバックパスからオーバーラップしてきたベンヤミン・ベルクがクロス。これをG.ミューレンがヘッドでゴールネットを突き刺して同点。更に71分にはPKを得ると、バウアーが冷静に決めて2-1と逆転に成功。マンシャフトも、あの時から強くなっているのだ。
それでも、バレンシアは76分、右に大きくボールを出すと、そこからセンタリング。少し飛び出していたカーワンの動きを見逃さなかったラウールがジャンピングボレーを決めて2-2。
アディショナルタイムにマンシャフトは攻めて勝ち越しのチャンスを作ろうとする。
ゼルベルガー「ここで点を取るのと取らないのでは、全く違ってくるぞ」
G.ミューレンがボールを前方に出すものの、流れ過ぎてGKに抑えられて試合終了。
ヨーロピアンカップ準決勝HOME
マンシャフト 2-2 バレンシア
(得点) 15分 ラウール(バレンシア)
65分 G.ミューレン(マンシャフト)
71分 バウアー(マンシャフト)
76分 ラウール(バレンシア)
(警告) 59分 ディエゴ・アコスタ(バレンシア)
負けなかったのは良かったが、2-1と逆転したのだから、やはり勝ちたかった。