まさかの展開
ヨーロピアンリーグ準々決勝、前シーズンに続き、再びベスト8で対戦することになったFCバルセロナとの試合は前半を終わり、2-1でグレートブリテンが1点リードする。
しかし、このままで終わらせてくれる相手ではない。アブラムシックが4人に囲まれながらもボールをキープし、左にパスを出す。これを、スティーヴン・マクマナスがカットしてクリア。
まだ、バルセロナの攻撃は続く。途中出場のウルグアイ代表レコバが蹴ったFKがゴール右上に決まり、2-2の同点に追い付かれてしまう。
更に攻められ、左からクロスを上げられるが、マクマナスがブロックして食い止める。
ロバソン(いかん、完全にバルセロナの流れになっている)
84分、ロバソン監督はハーグリーブスを投入し、流れを変えようとする。
投入が少し遅かったのか、流れは変わらずにピンチは続き、アディショナルタイムに。
レコバの左からのクロスに合わせるように、フレン・アガンソがシュート態勢に入る。
バング(よし、これなら捕れる)
しかし、クロスの弾道に割り込む影が現れた。影の主はマリッシュだった。
バング「なにっ?!」
マリッシュはボールをトラップすると、間髪入れずにシュートを放つ。これが、ゴール右に決まり、土壇場でFCバルセロナに逆転を許した。
ヨーロピアンリーグ準々決勝AWAY
FCバルセロナ 3-2 グレートブリテン
(得点) 5分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
11分 マリッシュ(FCバルセロナ)
16分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
76分 レコバ(FCバルセロナ)
90分 マリッシュ(FCバルセロナ)
グレートブリテンは初戦を落としてしまう。
プレミアディビジョン第31節
FCバルセロナ戦の敗戦が尾を引いたか、ライバルマッチはショーリーのゴールで先制される。
モーア「バルセロナとのことは忘れて、この試合に勝つことに集中しよう」
状況を察したモーアが両手を何度か叩きながら声を掛ける。
それが効いたのか、後半はアンディ・ジョンソンの2ゴールで逆転。
グレートブリテン 2-1 ASイースト・ロンドン
(得点) 14分 ショーリー(ASイースト・ロンドン)
51分 アンディ・ジョンソン(グレートブリテン)
63分 アンディ・ジョンソン(グレートブリテン)
逆転勝ちし、リーグ11連勝。