グラーフとの再戦
ヨーロピアンリーグ・グループC第1節
グレートブリテン優勢で猛攻を仕掛けていく。
グラーフ「今は耐えよう。必ず流れがこちらに向かう時間帯もあるはずだ」
グラーフの激で何とか耐えるPSV。グレートブリテンはCKからモーアのスライディングボレーは左にそれる。
グレートブリテンは、その後も二度シュートを放ち、決定機でダレン・ベントのシュートはGKに当たってCKに。
CKからポストプレイでモーアがスライディングボレー。これが決まってグレートブリテンが先制した。
前半は1-0でグレートブリテンが1点リードし後半へ。
モーア「グラーフは、これで終わる選手ではない。後半も気を引き締めていこう」
後半が始まり、グレートブリテン1点リードのまま時間は過ぎていった。
78分、グラーフにボールが渡り、マークに付いていたダレン・ウォードが対応する。
グラーフ(よし、ここだ)
グラーフは強引に突破しようとウォードのマークを振りほどこうとする。それに対してウォードはグラーフに体を寄せた。
ウォードに体を寄せられようとしているタイミングでグラーフが僅かにウォードの方に体を寄せると同時に倒れる。その後に主審の笛が鳴ってウォードに赤いカードが提示された。
ウォード「バカな、グラーフが勝手に倒れたんだ。それに、何でこれが退場になるんだ」
主審に詰め寄ろうとしていたウォードをモーアが止める。
モーア「落ち着くんだ。あとは私たちが何とかする」
1点リード、残り12分で1人少なくなったグレートブリテン。ここで、ロバソン監督はアンディ・ジョンソンからグレン・ジョンソンに、チャールズからハーグリーブスと2人の選手交替。
ロバソン(失点を避けるのが第一だ。そして、流れも変えないとPSVは止められない)
1人少なくなったグレートブリテンは何とか1点リードを守っていた。
88分、PSVはロナルド・デ・フィンクが左からクロスを上げる。これを、ヘムロンがシュート。
グレートブリテン 1-1 PSV
(得点) 38分 モーア(グレートブリテン)
88分 ヘムロン(PSV)
(退場) 78分 ダレン・ウォード(グレートブリテン)
ヘムロンにシュートを決められ、同点に追い付かれてしまった。そして、昨年のヨーロピアンリーグ開幕同様にアヤックス戦と同じドローに。