2018年9月
モリツ・フォルツがスランプを脱出した。これで守りは固くなるはずなので、巻き返しに期待したい。
オプナティスさんがトレーナーを開発した。これを機に調子が上向きになればと思う。それが通じたのか、スカウト候補リストにシュテファン・ホフマンという53歳の男が上がっていた。世界でもトップクラスの力を持つ一流スカウトでクラブとの交渉に絶大な自信を持っているとのことだ。当然、彼と契約する。2年契約で年棒は2億600万円だ。よって、クリスティアン・ヤーン(57)氏はスカウトを解任。
「ホフマンさんに早速やってもらいたいことがあるんだ。どうしても、彼と契約したい」
ヴァントは、ある選手の調査を新スカウトのホフマンに依頼した。
「分かりました。お任せください」
(契約更改)
FW ポドルスキー(32) 1億5000万円から6000万円アップの2億1000万円で合意。3年延長した。
ヴァントがホフマンに調査を依頼してから1週間後、ホフマンは戻って来た。
「ある選手なのですが、移籍金は32億3000万円から48億8000万円掛かる見込みです」
予想通りだったのだろうか、ヴァントは特に驚きもしなかった。
「そうか。それならスラマーさんに教わったように低い提示額を出してみよう」
ヴァントは30億円を提示した。そして、3日後に返事が来る。
「ダメでした。向こうは彼を完全移籍で放出する気はないようです」
大概、こういう返事なんだよなぁ。そうは思ったが、こればかりは何度もチャレンジするしかない。
「・・・そうか、やはりな。だが、諦めずに続けてくれ」
「はい」
そして、リーグ第5節。マンシャフトとしては、もうこれ以上負けられない。
3分、ルンバルトのスルーパスからベルント・シュナイダーが右からクロス。これをG.ミューレンがダイレクトで強烈なシュートを放つが、枠から大きく外れてしまった。更にエッフェルバーグのシュートが弾かれたボールをG.ミューレンがスライディングボレーもオフサイドの判定。今日もダメかと思った直後だった。
猛攻からエッフェルバーグの執念のループヘッドでマンシャフトに先制点が生まれる。
だが、追加点が取れずに苦しむマンシャフト。ゼルベルガーは、また、少ないチャンスで失点するのではないかという懸念さえ生まれた。
84分、ルンバルトが右サイドでボールをカットしてオーバーラップする。そう、彼もまたリベロの才能があるのだ。そこからのチャンスでベルント・シュナイダーのジャンピングボレーが決まり、大きな追加点がマンシャフトに入る。
アディショナルタイム、今度はバウアーがオーバーラップしてシュート。弾かれたボールをリンドバーグがシュートしてなおも弾かれる。そこからシュナイダーが滑り込んでゴールを決めて3点リードで完全に勝負を決めた。
ドイツ1部リーグ第5節
ハノーバー 0-3 マンシャフト。
(得点) 21分 エッフェルバーグ(マンシャフト)
86分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)
90分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)
だが、シュート数は1-15。決定力不足が解消されたわけではない。
【基本情報】 来場者数 33320人
【収入】 勝利ボーナス 3000万
【合計】 3000万
【資本金】 218億957万5866円