3度目の出場となるヨーロピアンカップが開幕する。マンシャフトが所属するグループFはスペインリーグのデポルティボ・ラ・コルーニャとセヴィージャ、リエージュ(ベルギー)、S.ブカレスト(ルーマニア)。そして一昨年の決勝トーナメント1回戦で対戦したレンジャース(スコットランド)の組み合わせとなった。死のグループなのではないかというグループで、どこが抜け出すか分からないと言われているが、毎年ヨーロピアンリーグに出場しているレンジャース、トーナメントに強いセヴィージャが抜けていて、それに続くのが2年連続で決勝トーナメントに進出したマンシャフトなのではないかという見解のようだ。それ以外の3クラブも侮れず、デポルティボ・ラ・コルーニャは昨季の大会をグループ2位で突破して、ベスト32まで駒を進めている。リエージュもヨーロピアンカップの常連で経験値は高い。S.ブカレストにはルーマニア代表MFハジを中心としたクラブでジャイアントキリングを起こせる力がある。初戦は、そのS.ブカレストと対戦するマンシャフト。3年連続決勝トーナメント進出に向けて良いスタートを切りたい。
序盤はマンシャフトが押していたが、決定力不足が祟って決められない。逆に36分、カウンターからタジのゴールでS.ブカレストに先制されてしまう。61分にラウとポドルスキーを投入。74分にポドルスキーがシュートを放つが、これは右にそれてしまった。
ヨーロピアンカップ・グループF第1節
S.ブカレスト 1-0 マンシャフト
(得点) 36分 タジ(S.ブカレスト)
初戦を落としたマンシャフト。シュート数では2-5、ボールポゼッションでは42-58と押していただけに痛い黒星だ。レンジャースとリエージュは1-1で引き分け、スペイン対決はデポルティボ・ラ・コルーニャが1-0でセヴィージャに勝っている。
【基本情報】 来場者数 30184人
第7節ベルリン戦は前半から攻められ続ける。ここ3年は同じベルリン2クラブの後塵を拝していたのと、第5節でSCベルリンを2-0で下していることからマンシャフト戦も勝つという意気込みが感じられた。だが、レンジングが好セーブを連発し、37分のCKでのピンチもループヘッドをがっちりキャッチ。
ドイツ1部リーグ第7節
ベルリン 0-0 マンシャフト
後半は攻めのリズムができていたが、GKポフの固い守りに阻まれるなどで、結局はスコアレスドローに終わる。
【基本情報】 来場者数 41097人
【2013年9月末収支報告】
【収入】 グッズ 627万700円
【支出】 選手人件費 2億6475万
スタッフ人件費 9500万
施設維持費 6750万
ユース維持費 442万2500円
広告費 3000万
【合計】 -4億5540万1800円
【資本金】 40億1823万7433円
【2013年9月収支報告】
【収入】 入場料 1億3800万
(チケット料) 1億3800万
賞金 3000万
(勝利ボーナス) 3000万
施設関連利益 8667万700円
(グッズ収入) 627万700円
(スタジアム関連収入) 8040万
【支出】 施設関連費 6750万
(施設維持費) 6750万
人件費 3億6417万2500円
(ユース維持費) 442万2500円
(選手月給) 2億6475万
(監督月給) 2691万6666円
(コーチ月給) 3833万3333円
(ユース監督月給) 391万6666円
(スカウト月給) 2583万3333円
宣伝広告費 3000万
その他支出 2020万
(試合運営費) 2020万
【合計】 -2億2720万1800円
レストランの収益が大きいものの、月にホーム1試合では2億円の赤字となる。